みんなのひろば


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表題)通りすがりの女子高生さんへ。 update)2018'06'30'11:05
お名前)エリカ(藤代梓) 性別) 年齢) ご職業) エリア)
メッセージ)
 こんにちは!エリカです(^^)掲示板への投稿、どうもありがとうございます!観劇して、すぐに送ってくださったのにこちらの返信が遅くなってしまい、本当にごめんなさい。このメッセージを見てもらえることを願ってます…!

 あの日の座談会、私もとても楽しかったです。もっとゆっくりお話したかったなあ。自分のことと重ね合わせて見てくれたこと、すごく嬉しいです。私も高校生の時、進路にすごく悩みました。周りに流されたくないけど、でも失敗したくないしなって。最終的には自分で決めなきゃだけど、思い悩んだり、ちょっとわからないなって時は一人にならないで。勇気のいることだけど、誰かと思いを共有したり、言葉にしていけば、きっときっと力になってくれる人がいると思います!応援しています(^^)

 音響効果も面白いですよね!聞こえ方ひとつとっても、とても繊細なお仕事だなって思います。とは言え、私も照明や音響など専門的なことはわからないことだらけですが…。
 皆が支えてくれるから舞台って成り立つんだよなあと染々感じています。

 今回は、観劇してくれて本当にありがとうございました!また舞台でお会い出来たら、嬉しいです(*´-`)


表題)『オールライト』を拝見しました update)2018'06'11'17:04
お名前)通りすがりの女子高生 性別)女性 年齢)10代 ご職業)学生 エリア)東京都
メッセージ)
 学校の芸術鑑賞教室という行事でこの劇を拝見させていただきました。上手いことは言えませんが、登場人物は個性豊かで、話も面白い場面やシリアス(?)な場面もあって、目が離せませんでした。もちろん、そんな劇をこなす出演者もとても凄かったです。座談会で聞きましたが、その場面に合わせたアドリブもとても面白く、あらかじめ決めてあったようでした。それだけじゃなく、音響スタッフの音響効果もとても良かったです。少しズレもある、というようなことも言っていましたが全然そんなことなくて、そこでほんとに音がなってるようでした。それと、話自体の感想ですが、したいことがあるにはあるけどそれを親に言えない。そんな主人公を助けるように現れる個性豊かでワケありな人達…どんどん変わっていく場面の中で主人公の心境の変化、最後にはおばあちゃんに押され、親に思いを言うことができた…。すごく見やすい話だし、自分も親に言いたいことがあっても何も言えずにいるところがあるので、劇を見ていて自分と重ねるところもありました。自分の今後を考えさせられるような作品でした!


表題)人間の幸福とは?経済は人間を救えるか? update)2018'06'10'10:48
お名前)ムトヤン 性別)男性 年齢)50代 ご職業)教員 エリア)神奈川県
メッセージ)
 事前に新聞に厳しめの劇評が掲載されたこともあり、嫌が応にもこの目で見届けんと、意欲満々で参上した。そして、杞憂は杞憂に終わり、僕の中には「人間が幸福に暮らすためにこそ様々なルールがあるべきで、利便性や経済を追求し過ぎると人間疎外に繋がる」と受け止めることができた。そして、実に自然な形で腑に落ちたのであった。

 二人の元証券マンのそれぞれの人生を見事に描き出すことに成功しているし、それは勿論、葛西さんと広戸さんという二枚看板の熱演にもよる所大であるが、都市部と地方、人間と自然の対比、そして、人間にとって何が大切なのかと言うことを、現代と近未来を対比させることでも分りやすく示している。

 途中からクローズアップされる不妊問題も、人為でなく自然に授かるものということで、頭の大きくなりすぎた人間への警告となっている。そう考えれば、新聞の劇評にあった「深まらず」という評は当たらず、むしろ、「人間の幸福と自然との共生」という所へ収斂されていったと言えるのではないだろうか。

 不妊問題で熱演していた若手の池田咲子さんとベテラン湯本弘美さんとのやりとりは、さもありなんと歯軋りする程で、終演後のロビーでついつい握手を求めてしまった。また、FB友でもある大嶋恵子さんが一幕目で達者な演技を披露しており、こちらも握手を交わすことが出来て嬉しかった。

 また、労働問題の一面も描かれている本作で、本物の神奈川県メーデーで司会を務めていた中川君(夫人はマキちゃん)とも握手をしながら、終演後の余韻を楽しめたのも嬉しいことだった。という訳で、僕にとっては決して長くはない2時間45分(途中15分休憩)だった。


表題)分岐点は説教的で若者向けすぎ update)2018'05'29'10:55
お名前)なすびの親爺 性別)男性 年齢)80代 ご職業)飲食店 エリア)埼玉県
メッセージ)
 分岐点を観た。27日。ラストの葛西がひとり照明の中に立ちつくす姿はこの芝居の絶頂であり、長時間のもどかしさ・不満が薄れて、腹の底から静かな感動が湧いてきた。葛西の力量なのだろう。彼の存在がなければ、この芝居は面白くない現代社会への批判だけにおわっていただろう。


表題)心を揺さぶる、二人の若者の出会い! update)2018'03'20'10:54
お名前)ムトヤン 性別)男性 年齢)50代 ご職業)教員 エリア)東京都
メッセージ)
 今回の芝居は端的に言うと、いじめに遭って死のうとする現代の高校生を、太平洋戦争で戦死した竹内浩三が現れて励まし諭し、「生きること」に向かわせるという内容だった。

 時空を超えて戦時の若者と現代の若者が出会い、そして共に「もっと生きたかった」「生きることは素晴らしい」と言えるまでの過程は、それはなかなかに厳しい場面が描かれていた。特に学校でいじめに遭い、級友からも担任からも辛い仕打ちに遭う宮斗くん役を林田くんが熱演していた。この極めて感性の鋭い、そして、思いやりに溢れた若者は、家庭にあっては父を亡くし、母親の再婚話にも揺れていた。そんな宮斗くんを救ったのは亡き父の母と実家のある伊勢の人々だった。

 と書いて行くと、まるで荒筋を追記しているようだが、このお祖母さんとの出会いから宮斗くんは少しづつ変わって行き、所々に登場して彼を励ます竹内浩三との間にも自身の心を開いて行く。そうだ、竹内浩三の遺した詩集と出会った彼は、不本意に戦死した若者である竹内浩三と出会い、そしてそれはそのまま竹内を通して自分自身とも向き合うことになるのだ。

 だから、おざなりの対応しかしなかった担任にも、あらためて出会うことになるし、彼が恋人からなじられると(恋人は宮斗くんと知り合い)心配する。そして、冷たいと思っていた担任に「お前、いい奴なんだな」と言わしめる。そして、担任が自己を反省し宮斗くんに謝罪すると、「サキさん(恋人)に言われたからですか」と批判する。

 最大の見せ場は終盤の宮斗くんが竹内浩三の墓参をする場面だ。かつて学ランを着た若者として現れた竹内は、ここでは兵隊姿だ。そして、機銃掃射の中逃げ惑いながらも手帳に詩を記す姿を見せる。宮斗くんは、その詩のおかげで竹内と出会い、そして、自己を閉ざし現実から逃避し死のうとした自分とあらためて向き合うことが出来たのだ。

 竹内浩三役の矢野くんの熱演も大いに光った。その声がとても素敵だ。暖かく、死のうとする若者に安らぎを与えていた。また、担任役の中川くんも難しい役回りを爽やかに演じていた。僕は教員として、彼の役回りの担任像は普通にあるタイプで、むしろ、宮斗くんとのやり取りで変わって行く(成長してゆく)あたりは、好ましく感じた。そう、学校の中では、生徒も教員も共に育つ余地があるのだから。

 「死にたくなかった」兵士が、「死にたい」高校生を救い、共に「生きたい」「生きることは素晴らしい」にたどり着く。これが、心を揺さぶられずにいられようか。「いじめ」や「反戦」の前に、人間同士の出会いに感動できた作品だったと思う。