みんなのひろば


「みんなのひろば」のルール


発言される方は こちらから フォームにお入りください。

2016年の発言はこちら



表題)お針子たちと見つめた、パリのナチズム! update)2017'09'19'11:24
お名前)ムトヤン 性別)男性 年齢)50代 ご職業)教員 エリア)東京都
メッセージ)
 台風迫る日曜の午後にも関わらず、客席は満席であった。パリのアトリエと聞くと、芸術の世界を連想するが、とんでもない。このアトリエはお針子たちの仕事場であり、ユダヤ人夫婦が経営している。そして、新入りのお針子のシモーヌの夫はユダヤ人収容所に強制連行されていた。フランスでユダヤ人迫害があったとは!ここまで分かって、芝居を見始めれば良かったのだが、何とも台風に気をとられ、安易に見始めてしまった。お針子たちの会話が延々と続き、時折、怒鳴り合うレオン夫婦。なかなか本題に入らないなと、ややじれながら「今日は持久戦だ」と独り言の途中休憩。

 それにしても、レオン役の杉本さんの大熱演(特に後半)が光る。あれだけ怒鳴っては血圧が上がるだろう。でも、そうせずにいられない何かがあるのだ。シモーヌにもお針子たちにも訴えたい何かが。そして、妻のエレーヌが激怒していた死亡証明書の「ドランシー」という地名の意味。もっと状況を知っていれば、あのセリフや怒りの中にあったものが更にあの時伝わっただろう。

 シモーヌ役の崎山さんは、迫害に耐えながら静かに告発する被害者を淡々と演じて見事だった。また、江原さんも勝ち気で猥談好きなミミを好演していた。青年劇場にしては珍しく歌が多く挿入されており、一部は本当のシャンソンが流れたが、ラストの「白い薔薇」やダンスも素敵だった。いっそのことミュージカル仕立てにならないものかと勝手に考えたりした。そして、冒頭や途中で演じられた手風琴も良かった。そうそう、「白い薔薇」を歌った高安さんのジゼルが「おっちょこちょい」とミミに怒られるのだが、その意味が歌詞を見て良く分かった(と思う)。

 3時間に迫る長丁場であったが、初めて耳にする歴史的事実をお針子たちと共に驚きのうちに見聞きしたという想いであった。2人ほど客席に見かけた女子高生にも、感想を聞いてみたかった。そうそう、この掲示板に投稿してくれれば嬉しいなと。


表題)小百合さん update)2017'06'29'10:40
お名前)川西ユキ 性別) 年齢) ご職業)劇団員 エリア)
メッセージ)
 投稿を読んで、胸がいっぱいになりました。
 小百合さんのキラキラした思いが真っ直ぐ伝わってきました。
 ハチャメチャな日々、
 色んなことがあった4ヶ月、
 挫けずにみんなの前に立っていられたのは、最後まで一緒に呼吸してくれた、みなさん一人ひとりのおかげです。
 ほんとうにほんとうにありがとう。
 またきっと、どこかでお会いしましょう。


表題)「エリカの父親」です update)2017'06'28'00:47
お名前)エリカの父親 性別)男性 年齢)50代 ご職業)劇団員 エリア)東京都
メッセージ)
 小百合さん、とても嬉しくなる投稿をありがとうございました。みなさん、とても真摯に、そして尚且つ、楽しんで観ていて下さっていたことが、こちらにもとても伝わり、出演者みんな気持ち良く舞台で生きられていたことを思い出します。演劇の素晴らしさをこの「オールライト」で感じていただけたことは、望外の幸せです。機会があれば、青年劇場の舞台はもちろん、いろんな舞台作品をご覧になって、人生を豊かにしていって下さい。勇気を持って投稿して下さり、本当にありがとうございました。


表題)オールライト update)2017'06'21'23:19
お名前)小百合 性別)女性 年齢)10代 ご職業)学生 エリア)福島県
メッセージ)
 芸術鑑賞教室という学校の行事で、青年劇場の皆さんのオールライトを観ました。私は、ドラマや映画でしかお芝居を見たことがなかったので、生で観るのは初めてでした。
 呼吸や、その場ならではの音などひとつひとつ聞こえてきて、とても新鮮でした。迫力もすごくて、ずっとドキドキしていました。
 このお話は、高校生の女の子が主人公なので自分と重なる部分がいくつかありました。まっすぐで正直な女の子の気持ちに感動して涙が零れる場面もありました。青年劇場の皆さんのおかげで、演劇に興味を持ちました。機会があれば是非また皆さんのお芝居が見たいです。本当に素敵な時間をありがとうございました。


表題)「梅子とよっちゃん」を観て update)2017'05'21'20:59
お名前)たかし 性別)男性 年齢)50代 ご職業)会社員 エリア)東京都
メッセージ)
 芝居を観て元気づけられました。与志と梅子が困難はあっても芝居を続けていく様を見て。
 ただ、不満もあります。与志がどういう理論で芝居をやっていたのかが、わかりませんでした。いろんなことがらから、推定はできますが。
 今の時代には与志の芝居に対する考え方、取り組み方を出した方がいいのではと思います。こんな世の中ですから。
 次回以降の青年劇場の芝居に期待しています!


表題)我らが「梅子とよっちゃん」 update)2017'05'21'00:01
お名前)池田香苗 性別)女性 年齢)50代 ご職業)事務パート エリア)福岡県
メッセージ)
 いい芝居でした。台詞や舞台に流れる空気感がしっくりくるのは、脚本・演出他主要なスタッフが同性だからでしょうか。若い人らしい軽やかさと華やかさがあって、激動の時代を生きた偉人たちを、親しみやすく感じました。役者さんたちも、素敵です。よっちゃんと、生涯の友である章道を演じたお二人は特に!そう、少~し新劇史をかじった者には、きら星の如き方たちが続々と登場します。語られるのは、演劇賛歌!芝居を好きな人間には堪えられない、暖かで爽やかな、でも揺るぎない熱い思いのこもった演劇賛歌です。胸がいっぱいになりました。励まされました。
 明日は千秋楽ですね。芝居をずっと観続けている人、ちょっと劇場を覗いた人、創り手の方も勿論、舞台に何かをもらった人はみな、「梅子とよっちゃん」の劇場へお出かけください。客席で芝居を観ている者も手をつなぎたくなる、そんな舞台です。


表題)夢見る人、青年劇場のルーツを観た! update)2017'05'18'09:28
お名前)ムトヤン 性別)男性 年齢)50代 ご職業)教員 エリア)東京都
メッセージ)
 火曜日夜の部、拝見。冒頭から芝居の稽古場面が微笑ましいが、そこに登場した梅子役の池田さんに先ず目を奪われた。とても明るくキュートで華があり、やや神経質そうな土方与志役の船津くんとのコンビに引き込まれていった。そうそう、梅子の兄役の中川くんも全体を通じて二人の良き理解者として存在感を放っていた。

 前半に梅子が舞台衣装を作ると宣言した際に、1枚の布が天井から舞い降りて、素敵な音楽と群舞が始まったのは爽やかで胸躍る場面であった。梅子は与志を「夢見る人」と呼んで、彼のために献身的なサポートを続けてゆく。与志は「何事も勉強」と芝居に限らず様々な経験を重ねてゆくが、この二人の情熱と絆が強く感じられて、偉大なる先人の夫婦として輝きを放っていたように思う。

 後半は辛い場面も出てくるのだが、暗転した場面の設営がやや儀式的で冗漫な感じもあり、時間をとっていたのは残念に感じられた。そして、投獄された与志も、例えば警官とのやりとりなどが少しでも挿入されれば更に印象が強まったのではないかと思われた。

 しかし、全体を通じて「夢見る人」の与志夫婦が苦難を乗り越えて築地小劇場を創設し、芝居の世界に尽力する様子は確かに伝わってきた。と同時に、青年劇場のルーツを実感したようにも思えて、やはり観て良かったと胸を熱くした3時間であった。


表題)「原理日本」これって今 update)2017'02'22'15:03
お名前)塩豆大福 性別)女性 年齢) ご職業) エリア)
メッセージ)
 がっつり舞台と向き合わさせていただきました。ほとんど台詞のみでしたのに、集中力を切らせなかったこと、たいしたものだと思います。もちろん、ここはあと少しと思うこともあったのですが、それを上回る熱がありました。
 若い方たちにとっては、かなりの挑戦だったでしょうが、持ち味が役にあっていましたね。スタジオ結という空間にも助けられて、健闘だったと思います。
 学者としては彼が攻撃した人々には到底及ばず、現世での欲を戒める職位にありながら名声や地位への執着を捨てきれず、弟子や家族、ひいては大衆を導く道を望みながら小心者のままであった主人公を、よく体現されていたと思います。
 そんないやな主人公の生き方を最後まで見つめることが出来たのは、演じられた島本さんの声や姿が魅力的だったからとも思います。舞台に集中できることが楽しい2時間40分でした。
 それにしても、どんぴしゃ今に符合した脚本、驚きました。壬生と出征前夜の青年との会話、切実すぎて涙が出そうでした。見事ですが、それだけにとても恐ろしい。人の命を一顧だにせず、道理も真理も踏みつけにして痛みを感じず、己の恣意に高笑いする輩、過去の人々に重なって見えた今現在そうしている者たちにどう抗したらよいのか、頭を抱えるようでした。
 う~ん…、がんばります。