この公演は終了いたしました
秋元正紀「十七歳のオルゴール」より
原作=町田知子/脚本=森脇京子/演出=堀口始
1998年 東京都優秀児童演劇選定優秀賞
1999年 厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財



撮影:蔵原輝人
「わかったの」
「なにが?」
「夢ってね、ずーっと思ってると、現実になるって」

2004年、いよいよ最終公演
ご覧頂く最後のチャンスです
撮影:蔵原輝人

STORY
 雨が煙る琵琶湖がみえる産婦人科の待合室。訳ありの女子高生の有加に、幸子が声をかける。彼女の娘は生後3日目に高熱が出て、脳性小児マヒになってしまったというのだ。大きな産声が響き渡るなか、有加は赤ん坊を産む決心をするのだった。
 17年後の初夏、琵琶湖の湖畔。チアリーディングの練習をしている女子高生たちを見ている、車椅子に乗った少女がいた。名前は友子、養護学校高等部の2年生。介助ボランティアの静香とは同い年で、唯一の友達だった。そんな二人の前に光という高校生の男の子があらわれる。バイクに乗り、煙草を吸った彼はつい最近、停学処分が解けたばかりだった。友子の母は幸子、光の母が有加ということがわかり、母親達は運命の再会を果たす。そして、友子の青春は光との出会いで、大きく羽ばたきはじめるのだった。

登場人物
啓一郎(友子の父)
幸子(友子の母)
博行(友子の兄)
友子(脳性小児マヒの少女)
有加(光の母)
(少年)
静香(友子の友人)
水木(養護学校教諭)
妊婦1・2・3
女子高生1・2・3
看護師
出演
(写真にポインターを合わせると役名が表示されます)

藤木久美子

中谷 源

湯本弘美

杉本光弘

正治恵美

奥原義之

船津 基

秋山亜紀子

永田江里

矢野円香

江原朱美

大月ひろ美




2003年の公演から
同じ人間なんだ……と心に残っている。障害者の気持をこれほど考えさせられた事はなかったかもしれない。私たちと同じなんだから、 「走りたい、自分でしたい…」と思うのはあたり前なんだ。日頃普通にしている事が出来なかったらどんなに自分をせめることか……。
そんな気持をどこになげつければいいのか!!追いつめられている場面の時、私もどうにかなってしまいそうだった。スクリーンにうつっている字がとても力強く感動 しました。この字にとても命を感じました。
障害者と私達と同じ人として生活していのはとても大事だと思いました。人間の尊さを感じた……。この劇を見て心があたたまり本当に良かったと思います。(高校3年・女子)
「死にたい」ってともこさんが言ったとき(後半)に、私の目から涙がすごく出ました。最初は劇ぐらいで泣く人なんていないだろうなんて 思いました。でも、実際に真剣に見てたら、すごく泣けて、胸に突き刺さりました。とこもちゃんの気持が少しだけ分かったような気がして、涙が止まりませんでした。
最後の場面で、ともこさんがお母さんに「生んでくれてありがとう」と言ったとき、すごく感動しました。障害者ってこんな風に傷ついて「自分なんて…」って 思っちゃうんだぁと思うと、胸がキュってなるようでした。
私もいつか、ともこさんのような人にであったら、"友達"になりたいと思いました。今日は本当にありがとうございました。(中学2年・女子)
命があるっていうだけじゃ、輝けないってことを学んだ。生きる楽しさや、自分の存在の意味を見付けたとき生きてるって実感が出て輝けると思った。 (高校1年・女子)