| この公演は終了いたしました |
| 青年劇場創立40周年記念 第86回公演 |
| 悪魔のハレルヤ |
| ジェームス三木=作・演出 福島明夫=製作 |
| 「CIAの活動が成功したケースは、日本だけなんだ。 |
| 世界でただひとつといってもいい!」 |
| ジェームス三木が“CIA”をキーワードに日米戦後史を問う。 |
![]() | 嘘みたい |
| ジェームス三木 | |
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人は誰でも嘘をつく。嘘とはいわないまでも、自分本位に話を組み立てる。 遠回しに皮肉をいう。心にもないお世辞をいう。 したがって芝居のセリフで、もっとも人間的なのは、登場人物が嘘をつくときだ。嘘のセリフが多いほど、その芝居はリアルなのである。 論文や小説とは異なり、本音を隠すのが、芝居の醍醐味なのだ。 歴史もほとんど、権力者に都合よく書かれている。戦争があれば、勝者の歴史だけが残る。名君のエピソードは、まことしやかに創作される。 後の時代の思惑で、削除、捏造、改ざんが繰り返される。 では人間が、絶対に嘘をつけない場所はどこか。少なくともこの世には、存在しないだろう。では天国ならどうか。これが今回の着想の原点である。 権謀術策に明け暮れた政治家たちが、この世では闇に葬った真実を、天国の審問官の前で、洗いざらい吐き出す。歴史はひっくり返る。どうです、面白いとは思いませんか。 | |
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アメリカの「公文書情報公開」によって明らかにされた事実をもとに、 戦後政治史の裏側に迫る意欲作。 いま、天国の審問官の前で赤裸々に明かされる、 密約と裏取引に彩られた日米関係の生い立ち。 現在の「日米同盟」を問う、ジェームス三木渾身の書き下ろし。 |
| あらすじ |
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舞台は天国の審問所。戦後の日本に、CIAによる不当な内政干渉があったかどうか、真実を明らかにするための審問が始まる。 まず初めに審問を受けたのは元CIA東京支局長ブルーム、続いて2代目支局長のオバレシュ。当事者二人によって、戦後のCIAの活動が赤裸々に語られていく。審問はやがて沖縄返還時の密約に及び、当時の内閣総理大臣佐藤栄作が審問席へ。オバレシュと元インドネシア大統領スカルノ、佐藤栄作と元沖縄人民党党首瀬長亀次郎の対決で、次々と明らかになる日米戦後史の裏側…。 チャイナミッション(中華人民共和国への秘密工作)に関わり処刑された中国人青年が恋人を探すために地獄に送って欲しいと懇願したり、呼ばれもしないのにガンジーや元日本兵横井庄一が現われたり、いささかテンヤワンヤの様相で審問は進んでいく。 そして今、また新たな亡者が天国に迷い込んできた…。 |
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<スタッフ> 美術=石井強司 照明=横田元一郎 音楽=車川知寿子 音響効果=菊池弘二 衣裳=宮岡増枝 舞台監督=宮崎靖 宣伝美術=コガワ・ミチヒロ 演出助手=白石康之 舞台監督助手=青木幹友 製作助手=大屋寿朗 |
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| 観劇後のアンケートより |
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★ | CIAについての知識があまりなかったので、興味深く 観劇しました。自由の国といいながら、あんな事もこんな事もやって…。でも、自由の国と思っているのは、 私たちだけだったりして。となると、様々な情報に惑わされず、真実をチョイスすることが本当に大切な時代だと感じました。 (40代・男性) |
| ★ | 重いテーマではあるが、息を抜いて観られるところもあり楽しめた。情報を操作され、 真実が一般に伝わってこないしくみは今でもある。真実を伝えようとしている人間が逆に非難の対象にされかねない。 危機はいつでもある。…ジェームス三木の一連の劇は意義あるものです。(50代・男性) |
| ★ | 戦後の日米関係を舞台に描いてくれた「悪魔のハレルヤ」は興味ある舞台でした。 佐藤首相がアメリカ側と密約を結んでいたということは知りませんでした。"非核三原則"が守られなかったということですね。 登場人物がそれぞれにメーキャップに工夫をこらしているのが楽しかった。(69才・女性) | ![]() |
| ★ | 良い知的刺激となり、日本の今後を考えさせられました。最後、 天国にまでCIAの手が届いていたという内容には驚きました。せめて日本の良心だけは守り、大きくしていこう、と思いました。 とっても面白かったです。(23才・女性) |
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★ | 劇の進行につれてだんだん笑えなくなりました。虚構の世界だとは思えないような 気持ちになりました。秘密のベールに包まれた組織の恐ろしさを垣間見る思いがしました。(74才・男性) |
| ★ | 面白そうな題名にひかれて観にきました。ジェームス三木さんの才能と勇気に 心からの拍手をおくります。同時に、自分には真実は何も聞こえてない、という事にがっかりしています。マスコミの情報操作に ごまかされないよう、私もこのようなすばらしい劇や本、映画にふれ続けていきたいと思います。(41才・女性) | |
| ★ | 私の今まで見た中では初めてのジャンルでとても楽しめました。 苦手意識の強い現・近代史のハズなのに、興味深くて、勉強になって、今日来れて良かった、と思いました。 構成もストーリーも新鮮な感動があって、再演・次回作を楽しみにしている次第です。(19才・女性) |
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5月28日(金)〜6月6日(日) 紀伊國屋サザンシアター 6月8日(火) かめありリリオホール 9日(水) 前進座劇場 |