公演班便り

     
2006/4/30

 15年間の長い公演を終え、本日、[喜劇キュリー夫人]千穐楽です。
 最後の舞台は、ちば演劇を見る会。青年劇場とは初めての出会いです。なんと400人以上もの 新入会者(354人増)で迎えてくださいました。さらに、ちば演劇を見る会では、今回から 四街道会場を新設。[喜劇キュリー夫人]公演は終わるけれど、新しいことがたくさん始まりました。
 打ち上げでは15年間の様々なエピソードが語られ、楽しい時間を過ごしました。
「ソリダールノスチ! 連帯よ。」

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2006/4/21

 本日からまた劇団バスでの移動です。東京から、[尺には尺を]の稽古の合間をぬって、北直樹と吉村直が、運転の応援にかけつけました。 もちろん、搬入・搬出も応援してくれるから、仕事が速い!
 新潟に向かう途中、まだ雪の積もっているところもあったけれど、到着したら、桜、桜、桜。花びらが積もっています。
 黒柳徹子さんもカーテンコールで「東京で桜を見逃しちゃったから、うれしいです」と、あいさつされていました。

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2006/4/13

 桜も終わり、本庄では菜の花が私たちを迎えてくれました。
 花冷えというにはちょっと遅い季節ですが、このところの寒さのため風邪気味の スタッフもいるなか、黒柳徹子さんは元気いっぱい。「俳優黒柳徹子が疲れている ことはあるかもしれないけど、キュリー夫人が疲れているなんてことありませんか ら」と、今日もテンション高く舞台に立っています。
 
 虹の演劇鑑賞会でも、ロビーにキュリー夫妻の年譜と写真が展示されています。

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2006/4/8

 バックステージツアーは、とても人気があります。舞台に立って、装置や大道具を間近に 見ることができます。埼玉市民劇場では、約30人の会員さんが参加。舞台監督の説明に、 感嘆の声や笑い声があがります。
 醍醐味は、装置の裏側からも、見られること。出演者の気分だけでなく、裏方の気分も味わえます。 熱心に質問をされる方もいて、皆さん楽しんでいただけたようです。

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2006/4/6

 本日、20公演目、ちょうど半分の公演日程を終えました。この「中日」のお祝いの日に、 ふなばし演劇鑑賞会から、うれしいプレゼントをいただきました。大きな大きな「大入袋」! なんと101人もの会員さんを増やして、私たちを迎えてくださったのです。 一同、歓声と満面の笑顔で受け取りました。これを励みに残りの公演も頑張っていきます。

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2006/3/13

 東京への帰り道、日本海鮮魚センターに寄りました。 東京では見ることができない清々しい雪景色と([冬ソナ]みたいとの歓声が)、雄々しい日本海の波と、新鮮な海産物にみんな大喜び。
 来たときとは逆に、関越トンネルをぬけると、降りしきる雪から一変して降りそそぐ太陽。日本の地形と気候を体験学習しました。

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2006/3/12

 柏崎は雪です。「今年最後の雪かも」とのことです。
 今週は毎日ノリウチ(移動して公演すること)だったので、正直、体力的にはキツかったけれど、新潟の皆さまが、地震にも豪雪にも負けずに、明るく活動していらっしゃる姿を見て、こちらも元気と勇気をいただきました。

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2006/3/10
 新発田市民文化会館は、オーケストラピットから搬入・搬出を行います。 客席の舞台に近い部分の椅子をどけると、そこがセリになっています。

 
 ここに道具類を乗せて、上げ下げします。

 舞台と搬入口との落差は5m。危険を伴う作業なので慎重に行います。 こういう機構を持つ会館は全国でも数少ないのですが、しばた演劇鑑賞会の皆さまは、さすがいつも使ってらっしゃるだけあって、とても手際がよく、搬入・搬出とも、予想していたより早く終えることができました。

 ところで、新発田出身といえば、堀部安兵衛と蕗谷虹児。 市民文化会館に隣接する蕗谷虹児記念館で、仕込みの合間に氏の作品を鑑賞し、素敵なひとときを過ごすこともできました。

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2006/3/8
 上越市に出発。北戸田駅(埼京線)に集合して、劇団バスで向かいます。バスを待つみんなの荷物の真中にあるのは「カゲダン」。(舞台装置に上るため、お客様からは見えないところに取付けてある階段)舞台稽古を行った蕨市民会館に忘れてきたのが、本日約10日振りに公演班と合流しました。

 
 バスに乗ってみんなと一緒に移動して。 パーキンクエリアではちょっと活躍。

 
 そして、トンネルをぬけると雪国だった。
 公演班の女性で一番背が高い相楽満子を越える雪! この日、東京は4月中旬の気候でしたが、到着したとたん、雪国の厳しさを思い知ったのでした。

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2006/3/5

 「沼田は寒いよー」と、前橋の方たちから言われていたとおり、利根沼田文化会館の裏には、まだ雪が残っています。そんな寒さの中、マチネのため朝8:45から仕込み開始。仕込み時間も短いので、この日のミーティングは搬入前のバスの中。(通常は開演1時間半前)
 沼田演劇をみる会の皆さまは、幕開きから暖かい拍手で迎えてくださり、テンションの高い芝居を共に創ることができました。

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2006/3/2

 前橋で初日を迎えました。ロビーには、前橋労演のみなさまによる、キュリー夫妻を紹介する展示がされています。公演班一同、改めてキュリー夫妻の人柄や偉業を勉強し、新生[喜劇キュリー夫人]スタートに、大きな力をいただきました。

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