サポーターの集いレポートC


第3回サポーターの集い

「全員集合!」

7/5日(土) 於:青年劇場地下稽古場(スタジオ結)

 サポーターの集い第3回は、俳優・島野仲代を講師にした演劇ワークショップ第2弾!

 前回、旅公演中で参加できなかった「修学旅行」の俳優たちも参加し、無事「修学旅行」と「3150万秒と、少し」そろいぶみとなりました。

 前回のワークショップでは、体を使って遊びながら、初対面の人どうしが距離を縮めていくことに重点を置いたのですが、今回のテーマはもう一歩進んで、

 お互いに相手を信頼しよう!

 「ゼロ・ゼロ・セブン」ゲーム(「ゼロ」「ゼロ」「セブン」とランダムに指差しあって、最後に「バン!」と撃たれた人の両側の人が「ひえー」と言うあれ。「せんだみつおゲーム」というのもありましたね。)で遊んだのち、2組にわかれて列になり、向かい合います。そして全員、両手を肩の高さぐらいまで挙げ、「アーチ」をつくります。そして、参加者の一人が、稽古場のすみっこからダッシュ! 「アーチ」の中を全力疾走で駆け抜けます。もちろんそのままでは挙げている手にぶつかってしまいますから、アーチの人たちは、駆け抜ける人が自分の前を通る寸前に、ヒョイッと両手を避わすのです


 実際にやってみるとわかりますが、走り抜ける人はけっこうコワイ! 「相手が必ず避けてくれる」と信じてないと、無意識に走るスピードが落ちてしまいます。「あー、信じてない信じてない」とみんなに言われるのもけっこうコワイ!


 次も同じようなゲームで、稽古場のすみから人が全力疾走します。

 ただし、後ろ向きで

 他の人たちは、稽古場の反対側で半円形に陣取り、サッカーのゴール・キーパーよろしく走ってきた人を受け止めるんですが、これも「必ず受け止めてくれる」と信頼してないと、自然に走るスピードが落ちてしまうから不思議。

 最後は、2チームに分かれてエチュード。チーム全員で、ある情景(例えば「誕生会」とか)の「絵」をつくります。そしてお互い、なんの情景だか当てっこをする、それから、その情景でちょっとした寸劇を演じてみる…おお、第3回にしてちょっとした演劇作品が完成しました。パチパチパチパチ

 サポーターは当然、演技未経験者の方がほとんどなわけですが、みなさん屈託なく、のびのびと演じてくれました。


 というわけで、ワークショップは今回までですが、サポーターそのものは、公演最終日まで受け付けています。「25才以下」で「お客さんを一人以上」連れてこられる人は誰でもサポーターになって、サポーター・グッズをゲット&千秋楽翌日(7/19)、出演者を囲んでの交流会に参加できます。みなさん、お気軽に劇団までご連絡ください!


 公演終了後の「交流会」は7月19日(土)14:00〜 劇団地下稽古場(スタジオ結)にて開催予定!