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第91回公演

尺には尺を

ウィリアム・シェイクスピア=作 小田島雄志=訳 高瀬久男=演出


見せかけにはみせかけを。
偽りには偽りを。



◎ ものがたり ◎

ところはウィーン。

公爵は、いまやほとんど形だけになってしまった“法律”の存在を もう一度民衆に知らしめたいと考えていた。

しかし自分がそれを行なえば圧政を感じた民衆の不満が自分に向けられてしまうため、 副官のアンジェロにその役割を担わせようとする。

公爵は、長期外出と偽り、不在中の権限と地位のすべてをアンジェロに委ねた後、 神父に身を変え、密かにその様子をうかがう。

美徳を重んじ戒律に厳しいアンジェロは、すぐに厳しい刑罰の執行を始めた。

ある日、恋人を妊娠させたという罪で一人の青年が逮捕され、死刑の宣告をうける。

その妹・イザベラは刑の取消しを求め、アンジェロに嘆願に行くのだが…。

偽装、粉飾、
虚偽、虚飾。


 「尺には尺を」は、シェイクスピア劇の中でも近年にわかに脚光をあび、さまざまな 演出方法によって頻繁に上演されるようになった作品です。それはこの作品が、権力と 倫理の問題を人間の葛藤、愛、欲望と理性などシェイクスピアならではの人間ドラマと して描かれており、その時々の政治や社会情勢によっていかようにも表現できることの 魅力でしょう。

 「悲劇とか喜劇といった常識的な割り切り方を許さない作品」「人間性の本質に関わ る倫理的問題を扱った劇」「彼ら(観客)の道徳観を根底から揺さぶりかねない問題を テーマとした劇」など、その批評も様々です。

 気鋭の演出家・高瀬久男と青年劇場が挑む「現代劇としてのシェイクスピア」

どうぞご期待ください!!


出演

井上昭子

渡辺尚彦

原陽三

島田静仁

葛西和雄

中谷源

吉村直

湯本弘美

大木章

奥原義之

北直樹

松永亜規子

中山万紀

清原達之

高山康宏

永田江里

大月ひろ美

岡山豊明

今川千里

蒔田祐子

スタッフ

作=ウィリアム・シェイクスピア
訳=小田島雄志
演出=高瀬久男

美術=伊藤雅子
照明=鷲崎淳一郎
音響効果=藤田赤目
衣裳=前田文子
演出助手=白石康之
舞台監督=青木幹友

製作=福島明夫
製作助手=大屋寿朗
2006年5月20日(土)〜28日(日)
紀伊國屋サザンシアター


2006年
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一般=4,935円(4,700円+消費税235円)
ユース=2,625円(2,500円+消費税125円)
(学生および20才以下)


当日=各315円増(300円+消費税15円)
◎団体・障害者割引あり