『族譜』東京再演は、
東日本大震災復興支援公演として上演いたします。



 青年劇場は5月に行う『族譜』東京再演を、東日本大震災の復興支援公演とし、観劇料金の一部を義援金として(社)日本劇団協議会を通じ日本赤十字社等に送ることにいたしました。また、都内近郊で避難生活を余儀なくされている方々を各ステージ先着50名様をご招待いたします。

   『族譜』は2006年に初演、日本が戦時中に行った皇民化政策のひとつ、“創氏改名”政策の任に就いた日本人青年と、「改名」を拒む朝鮮人の心の葛藤を描き、大きな反響を呼んだ作品です。以来、全国で上演を重ね、「韓国併合」100年の昨年は中部・北陸および九州地方を巡演。「重いテーマだが、心に響き感銘を受けた」「第一級のアクチュアルな作品」など賞賛の声を多数いただきました。この作品に描かれた出来事は私たち日本人にとって避けて通りたい過去かもしれません。しかし真実の中にこそ、私たちの未来を考え合う芽があるのではないでしょうか。

 今回の大震災による被害の拡大は、改めて私たちの生活、社会のありようについて考えさせられるものとなりました。生身の人間のエネルギーを直に感じることのできる演劇は、豊かな想像力と、社会へ発信するための言葉を育む力になれる、と私たちは確信しています。

 劇場に人が集い、繋がってゆく――その結び目に演劇が存在することを願い、この公演を多くの方にご覧いただき成功させたいと思っています。
 ぜひ劇場に足をお運びください。劇団員一同、心よりお待ちしております。

 なお、被災者のご招待につきましては、お電話にてお問合わせください。
TEL03−3352−7200

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場

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