小劇場企画No.21
原理日本
久板栄二郎=作 大谷賢治郎=演出
あのときなぜ
日本は戦争に向かっていったのか
戦争への道は、言論の排斥で作られていった!
今、必要なのは論理でも、理屈でもない!神ながらの道、国体明徴!
国粋主義を説き、「原理日本」を主宰する猿田彦市。京大の滝川教授、東大の美濃部達吉博士弾劾の急先鋒に立ち、世論の支持を受けた彼に近づく政治家、軍部、財界。彼らの支えが、猿田を増長させ、さらにその舌鋒は鋭さを増していくのだが・・・・。
1970年、久板栄二郎氏が劇団俳優座に書き下ろし、蓑田胸喜をモデルに戦後につながる狂信的国家主義者の姿を描き出した問題作が、憲法論議の高まる今、甦る!
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人は皆、コンプレックスを抱えている。それにより、時に人は純粋なまでに反発し、純粋なまでに同調し、純粋なまでに信奉する。その純粋な姿は、時に滑稽である。しかし本人は純粋なまでに本気だから、当然滑稽だなんて思っていない。そこに喜劇と狂気が表裏一体になる。ふと、絵描きになりたかったヒトラーを思い浮かべる。そして一方で、規制された報道を思い浮かべる。現在を検証するにあたり、「未知の未来」だけでなく、「未知の過去」と向き合うことになりそうだ。 ――大谷賢治郎
プロフィール
1972年東京生まれ。サンフランシスコ州立大学芸術学部演劇科卒業。最近では、演出活動を中心に、東京国立博物館や文化庁派遣事業、アシテジなどで、国内外でこどものための演劇活動に力を入れる。大林千茱萸監督作品「100年ごはん」の映画にも出演。桐朋学園芸術短期大学芸術科非常勤講師。東京大学大学院の共生のための国際哲学研究センター研究協力者。2014年、劇団「company ma」を立ち上げる。青年劇場では昨年、小劇場企画「動員挿話/骸骨の舞跳」で初演出。
出 演 者
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スタッフ
作=久板栄二郎
演出=大谷賢治郎
美術=池田ともゆき
照明=鷲崎淳一郎
音楽=青柳拓次
音響効果=坂口野花
衣裳=宮岡増枝
フィジカルトレーナー
&演出助手=原田亮
ドラマトゥルク=広戸聡
宣伝美術=八木克人
舞台監督=松橋秀幸
製作=福島明夫
製作助手=広瀬公乃
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2017年
2月17日(金)〜26(日) 青年劇場スタジオ結(YUI)
→ アクセス
※全ステージ売切れとなりました。
2月 |
17 金 |
18 土 |
19 日 |
20 月 |
21 火 |
22 水 |
23 木 |
24 金 |
25 土 |
26 日 |
14:00 |
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休 演 日 |
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19:00 |
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※開場時間は各公演の30分前です。
※上演時間は、15分間の休憩含め約2時間35分の予定です。
一般=4,500円
U30(30才以下)=3,000円
当日は各300円増
※料金はすべて消費税8%込です。
◎日時指定・自由席 ◎団体割引・障害者割引あり
◎劇場は階段を下りた地下にございます。
車椅子でのご入場はできませんのでご了承ください。
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