〜あらすじ〜
佐賀県唐津市の郊外。農家の娘・米田結(ゆい)は、一度は都会にあこがれ故郷を離れたが、すべてをお金で買う生活は自分には向かないと、故郷に戻り農家を継ぐ決意をする。しかも有機農業を目指すと言うから、両親はもちろん、親戚中大反対。当主・耕作も、この若い後継者を温かく見守りながらも「有機農業はお前には無理」と冷ややか。そんな中、子どもの頃さんざん悪さをし、村に迷惑をかけた大蔵がひょっこり戻って来る。差し出した名刺には農業コーディネーターとあり、「村を立て直し、罪ほろぼしがしたい」と、農地を自分に任せて欲しいと言うのだが…。