経済(マネー)を絶対だと信じ都市部で働く男と、
都市部を捨て地域社会と共に生きようとする男の、
数奇な運命を描いた意欲作。
あなたは、どちらの生き方を選びますか?


分 岐 点 〜ぼくらの黎明期〜

製作ニュース




ごあいさつ        物  語

青年劇場と中津留章仁氏

イメージハンティングに行きました!in小田原



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 ご あ い さ つ

 日頃より青年劇場をご支援くださり、ありがとうございます。
 この度、私たち五月公演で皆さまにお届けするのは、中津留章仁氏とタッグを組んで三作目となる『分岐点〜ぼくらの黎明期〜』です。
 中津留氏とは、本土から独立≠キることを通達された島民たちの右往左往を描いた『みすてられた島』(2014年)や、戦車や武器の部品を作る町工場の経営者一家の葛藤を描いた『雲ヲ掴ム』(2016年)で、いずれも否応なく政治や権力に向き合わされる人々の視点から、「国」や現代社会のありようを問うてきました。
 今回の作品のテーマを考えるにあたって、まず考えたことは「未来への希望」でした。さて、いま現在この国のどこに希望を見いだせるのか?…首を傾げてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、この数年間、私たちは多くの新しい芽≠ノ出会ってきました。
 東日本大震災・原発事故を経て起きた脱原発のうねり、強引に成立させた安保法制等をはじめ、現在の政治のあり方に対して、多くの人たちが怒りの行動を起こしています。生活や暮らしの中では、これまでの経済(カネ)を中心としない、地産地消や再生エネルギーをもとにした循環型の社会をめざし新たな試みを始めた人や地域が、次々とネットワークを創り出しています。これまでとは違う価値観、生き方に気づき行動する人たちの力強さに、私たちは可能性を感じ、励まされてはいないでしょうか。
 どんな未来を創るのか―その「分岐点」に私たちは立っている。いまそう感じている人は決して少なくないのです。今回の作品では、よりポジティブに社会に関わりながら、思い描く「未来」を目指して切り拓いていく人たちにスポットを当て、過去・現在そして未来からこの国を描いてみようと思っています。
 どうぞお誘い合わせて劇場にお越しください。お待ちしております。

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場

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リーマンショックで退職勧奨を受けた二人の証券マン。
滝沢史郎は起業して勝ち残りを賭け、
近藤康光は再生エネルギーによる地域づくりの道を歩み始める。
彼らとそれぞれの家族に待ち受ける未来は…!?
依存から自立へ―。
「分岐点」に立つ私たち自身の物語。

CAST
近藤康光……広戸聡
近藤良美(康光の妻)……藤木久美子
近藤勇気(康光の息子)……岡山豊明
近藤小春(康光の娘)……前田みどり

釘宮(近藤)絵里……大山秋
真鍋仁志(農家)……大木章
高野悦子(酒造業)……大嶋恵子
太田慎吾(工務店)……星野勇二

滝沢史郎……葛西和雄
滝沢京子(史郎の妻)……湯本弘美
滝沢恭平(史郎の息子)……沼田朋樹
滝沢みなみ(恭平の妻)……池田咲子

秋本方正(運送業)……島本真治
澤田和之(国土交通省官僚)……奥原義之
立花純(百貨店外商)……中津原知恵


場割
1場 2008年     滝沢の家
2場 2014年 夏   近藤の実家
3場 202X年 正月  滝沢の家
4場  同 年  梅雨  近藤の実家
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青年劇場と中津留章仁氏

○中津留 章仁(なかつるあきひと)
1973年生まれ、大分県出身。劇作家・演出家。日本劇作家協会理事。TRASHMASTERS(トラッシュマスターズ)主宰。2000年の旗揚げ以降全ての作品で作・演出を手掛ける。現代社会が抱える問題等を取り入れた骨太な物語で、観る者の魂を揺さぶる重厚な人間ドラマを描くのが持ち味。
2011年、東日本大震災と原発事故を真正面から扱った「背水の孤島」で、第19回読売演劇大賞・選考委員特別賞、同・優秀演出家賞、第46回紀伊國屋演劇賞、第14回千田是也賞などを受賞。
主な作品に、「奇行遊戯」「黄色い叫び」「来訪者」「虚像の礎」「そぞろの民」「猥り現」「不埒」「埋没」(以上トラッシュマスターズ)、「箆棒」(劇団民藝)、「琉球の風」(東演)、「断罪」(青年座)ほか。 青年劇場とは 「みすてられた島」 「雲ヲ掴ム」に続き3作目。
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イメージハンティングに行きました!in小田原
中津原知恵

参加者そろってパシャリ!
(一番前が筆者)
 4月6日に出演者6名で、神奈川県小田原市で「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク」の事務局長をされている小山田大和さんのところへお話を聞きに行ってきました!
 お会いして早速、鈴廣かまぼこ本社の再生可能エネルギーを有効活用した新社屋、大正〜昭和初期まで実働していた私設水力発電所「辻村水力発電」、市民ファンドで資金を集めて里山に作ったメガソーラーによる太陽光発電、休耕地を利用して農業と太陽光発電を同時に行うソーラーシェアリングと、各場所での取り組みを紹介して下さいました。
 小山田さんは東日本大震災をきっかけに、地域で有り余っているものを活用したエネルギーの地産地消、地域活性化を目指す活動をされている30代の青年で、エネルギー溢れるとても魅力的な方です。当初電気を作ることはもちろん農業も未経験だったそうですが、素人でも7年で電気や食べ物が作れました!と、実体験を楽しそうに話して下さいました。新しいことに挑戦する度にかなり苦労もされているようでしたが、本気で向き合い話を続ければ必ず人間同士分かり合える、そして人が変わっていくと社会も変わっていきます!と熱く語る小山田さんに、同年代の私はとても刺激を受けました。町に「いいね」をどうつくるか、そしてその共感の連鎖が地域づくりにつながる。様々な地域の多様性、多様な価値を認めていける社会になるようにと活動する中で、世の中はまさに分岐点にきています。小山田さんから頂いた沢山の言葉を胸に止め、舞台に臨みたいと思います。
太陽光パネルの下で熱く語る
小山田大和さん
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