山下惣一=原作「身土不二の探究」(創森社刊) /高橋正圀=脚本/松波喬介=演出
製作=福島明夫/美術=園良昭/照明=横田元一郎/音響効果=菊池弘ニ /選曲=悳俊彦/舞台監督=宮崎靖


2006年の舞台  (写真:蔵原輝人)


 あなたの主食はコンビニおにぎり?
あなたは家族と一緒に食べますか? 


あらすじ
 佐賀県唐津市の郊外。代々専業農家を守り育ててきた稲葉家。息子の大地は農業を継がなかったが、 農業を諦めたわけではない。村を活性化しようと新しい観光業=グリーンツーリズムにとりくみ、その第一歩として「朝採れ野菜の 産直」企業を興し、今や年商一億と絶好調。そんな息子の行動力に感心しながら、鉄人は賛同は出来ない。百姓の志が微妙に違うと 感じるからだ。そこへコンビニ依存症の高校生が絡み、大地を訪ねてアメリカから恋人が現れ、さらに鉄人が百姓を続けられるか どうかの瀬戸際に追い込まれる事件が起こって、村は上を下への大騒ぎ!


日本の農と食の未来を問う社会派爆笑喜劇!


「身土不二」との出会い 高橋正圀
 プロフィール
 山形県米沢市出身。シナリオ作家協会、シナリオ研究所終了。山田洋次氏に師事。主な作品にTV「まんさくの花」(NHK)、「はっさい先生」(NHK)、 「のんのんばあとオレ」(NHK)他、映画「釣りバカ日誌5、7」(松竹)。
 青年劇場とのコンビは90年「遺産らぷそでぃ」、92年「キッスだけでいいわ」、96年 「愛が聞こえます」、99年「銀色の狂騒曲」、00年「菜の花らぷそでぃ」の5作。
 以前、NHKのトーク番組「十代の言い分・食生活編」を見て、ショックに近い感情を味わった。 のっけから、朝昼晩とコンビニの納豆おにぎりばかり食べている子が登場して度肝を抜かれる。チョコレートが主食の女の子も いた。保存料が入ってない食品は逆に不安だという子、親と一緒に食事ができない子も多い。食事は家族の団欒というのは、 旧世代の幻想にすぎないのか。もはや副食だけではなく主食までコンビニに依存している若者たちの現実に、しばしボーゼンと なったものだ。
 時を前後して、山下惣一さんの著作「身土不二の探究」に出会った。人間はその土地で育ったものを食べて生活するのが最善と する考え方で、どこで採れたかわからない食材を使っているコンビニ食品とは、余りにも次元が違いすぎて、しかし、同じ国で 同時に進行してるんだという現実が、今回の大きなモチーフになっている。
<山下惣一氏 プロフィール>
 1936年、佐賀県唐津市生まれ。農業に従事するかたわら創作活動を続ける。69年、『海鳴り』で第13回日本農民文学賞受賞、 79年『減反神社』で第27回地上文学賞受賞。山形県川西町の生活者大学校(劇団こまつ座主宰)教頭、農民連合九州・共同代表、 アジア農民交流センター代表などを務める行動派農民作家。
 主な著者に『ひこばえの歌』(家の光協会)、『村に吹く風』(新潮社)、『農業わけ知り事典』『身土不二の探究』 『産地直想』(いずれも創森社)、他多数。

出演者 ツアースタッフ

後藤陽吉

小竹伊津子

上甲まち子

青木力弥

島田静仁

広尾博

浦吉ゆか

崎山直子

中川為久朗

清原達之

真喜志康壮

佐藤勇生

アンシア・フェイン(客演)
Anthea Fane
舞台監督=荒宏哉
舞台監督助手=大木章
大道具=伊藤昌博

  (フリー)
 〃  山梨信次
  (演劇工房)
 〃  石渡孝
  ( 〃 )
 〃  松橋秀幸
 〃  功刀達哉
音響効果=菊池弘二
照明=大河原修二

  (ライティングユニオン)
〃  芳賀正明
  ( 〃 )
〃  森井雄一
〃  前政人
小道具=武智香織
 〃  蒔田祐子
衣裳=宮岡増枝
運輸=髭和宏
(伊東運輸)

初演の感想文はこちら



2009年公演予定
5月〜6月 中国地区演劇鑑賞団体連絡会議
詳しい日程は→こちら
さよなら公演

6月16日(火)19:00       ⇒ お申込みはこちら
  17日(水)14:00
前進座劇場

一般=5000円
(消費税238円含む)
U30=3000円(消費税143円含む)
(30才以下)


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公演班
だより