演出助手=原田亮
美術=池田ともゆき
照明=松浦みどり
音響効果=山北史郎
衣裳=宮岡増枝
舞台監督=新庄広樹
宣伝美術=Design Port
製作=福島明夫
2017年11月2日〜12日 青年劇場スタジオ結[YUI]
文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)横浜事件
戦時下最大の言論弾圧事件は、こうして作られた!
横浜事件を私は四回戯曲に描いてきた。テレビドラマもラジオドラマも一本ずつある。だがいずれの場合も横浜事件は背景だった。初めて横浜事件そのものを描く気にさせてくれたのは、安倍である。彼が共謀罪などというものを強引に成立させてくれたおかげで、私はこの新作を書く気になった。その意味で、安倍には感謝している。 |
ふじたあさや
劇作家・演出家。日本演出者協会理事長、アシテジ(国際児童青少年舞台芸術協会)世界理事などを歴任。 主な戯曲に『日本の教育1960』『ヒロシマについての涙について』『現代の狂言』『さんしょう太夫』『サンダカン八番娼館』『しのだづま考』『ベッカンコおに』など。 青年劇場では『臨界幻想』『闇の中の白い道』『書かれなかった頁』『村井家の人々』をいずれも千田是也演出で上演。また2011年の福島第一原発の事故を受け、『臨界幻想』に手を加え自身の演出で『臨界幻想2011』として2012年5月に上演、その後、全国展開中。青年劇場での他の演出作品としては『怒濤』(森本薫=作)、『羽衣House』(篠原久美子=作)。 |
横浜事件とは――
1942年から45年にかけ、神奈川県特高警察により治安維持法違反で約九十名の出版編集者、研究者が逮捕された一連の事件の総称。凄惨な拷問を行ない、獄死者四名、保釈直後死者一名、負傷者三十数名という被害者が生じ、改造社と中央公論社が廃業に追い込まれた。戦後、冤罪事件として四次にわたる再審請求が行われ、2010年の再審公判判決で、五名の無罪とその刑事補償が認定された。ただ、その他の被害者については未決のままとなっている。 |
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14:00 | - | ● | ● | ● | 休 演 日 |
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