秋田雨雀・土方与志記念
青年劇場第121回公演

つながりのレシピ

福山啓子=作  関根信一=演出
美術=石井強司  照明=松浦みどり  音響効果=坂口野花
衣裳=宮岡増枝  舞台監督=新庄広樹  演出助手=清原達之
宣伝美術=増田絵里(Design Port) 製作=広瀬公乃 製作補=白木匡子






出演者 日程 稽古場便り 製作ニュース


「順調に失敗だらけ」のパン作り
苦労を取り戻しこころが健康になる物語

孤独に陥った男の「人」とのつながり直しは・・・



あらすじ

ところは東京・池袋にほど近い住宅街の一角にあるとある家。
あるじの陽一は、定年直後に妻を失い、すっかり意気消沈。
そんな父を心配して娘が時々様子を見に来ている。
ある日、はからずも妻が遺したレシピをもとにパンを焼くことになったのだが、
手伝いに集まったのは、元ホームレスや精神的病いを抱えている人たちだった・・・!


路地裏の奇跡

福山啓子

池袋のとなりの駅から商店街を通り、細い路地の入ったところにその家はあります。
元ホームレスの人と、地元の人たちが一緒にパンを焼く奇跡のような場所。
その家で小さなパン屋を営み、癌で亡くなった妻が、夫に遺した一枚のレシピが奇跡を生んだのです。

池袋駅周辺には今も100人以上の路上生活者がいます。
福祉制度があることさえ知らず、病をかかえながら厳しい生活を送っている人も。
その人たちを横目に見ながら、どうしたらいいかわからないでいる私がいました。
自分の住んでいる所で、となりにいる人に素直に手をさしのべられるようになったらどんなにいいでしょう
監視カメラばかり増える街で、そんな夢を見ています。


この物語はフィクションですが、 山田和夫さんの著書「妻が遺した一枚のレシピ」を参考にさせていただきました。
深く感謝いたします。


ふくやまけいこ

東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。1980年入団。文芸演出部所属。
2006年初演の「博士の愛した数式」で脚本・演出を担当、児童福祉文化賞(厚生労働大臣賞)を受賞。
他に、「野球部員、舞台に立つ!」「あの夏の絵」(脚本・演出)、「田畑家の行方」(演出)、「梅子とよっちゃん」(脚本)。

スタッフ

福山啓子=作  関根信一=演出
美術=石井強司  照明=松浦みどり  音響効果=坂口野花
衣裳=宮岡増枝  舞台監督=新庄広樹  演出助手=清原達之
宣伝美術=増田絵里(Design Port) 製作=広瀬公乃 製作補=白木匡子



4月5日(金)〜14日(日)
紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA

会場アクセス→紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA

4月 5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
14:00 -


-
19:00 - - - - -

※開場時間は各公演の30分前です。
※上演時間は、休憩なしの2時間5分を予定しています。

一般=[前売り] 5,150円 [当日] 5,500円
U30(30才以下)=[前売り] 3,100円 [当日] 3,400円
中高生シート=1,000円(各ステージ限定10席・劇団のみ受付・前売りのみ)
※料金はすべて消費税8%込です。

◎全席指定席  ◎団体割引・障害者割引あり(劇団のみ受付)
◎車椅子でご来場の方は準備の都合上、必ず劇団までご連絡ください。





* 団体観劇募集中! *

職場や地域で団体観劇を企画してみませんか?

お問合せはこちらから
TEL・03-3352-6922
FAX・03-3352-9418
ticket@seinengekijo.co.jp



TOP