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《創立50周年記念・第6弾》第113回公演

真珠の首飾り

ジェームス三木=作 板倉哲=演出


製作ニュース

国民主権。
     戦争放棄。
基本的人権の尊重。


― 一面焼け野原の東京で、憲法草案づくりが始まった。
彼らはそこに、何をこめたのか ―


演劇が完成する場は、舞台でも稽古場でもない。観客の胸の中である。それぞれの生き方、自由な考え方、独自の想像力によって、客席に色とりどりの花が咲けば、仕掛け人としていうことはない。
憲法改正の是非を問う前に、今の〔日本国憲法〕が、誰の手でどのようにつくられたのかを、みんなに知らせたくて、観客の心の畠に、せっせとタネつけをしたつもりだ。 さァ、花よ咲け。
ジェームス三木


<ものがたり>

1946年2月4日。焼け野原の皇居前に残された第一生命ビルの一室にGHQ(連合軍総司令部)民政局のメンバーが緊急招集された。そこで出された命令は「これからの一週間、民政局は全力を挙げて、憲法草案の作成にとりかかる」。明治憲法とほとんど変わらない日本政府の草案にたまりかね、憲法のモデル案を提示することを決めたのだ。
作成にあたって最も重要なことは、ポツダム宣言の内容に沿っていること。そして「天皇の地位保全」「戦争放棄」「封建制度の廃止」の三原則を入れ、かつ国連憲章の理念をも念頭に置くこと。
人権条項担当になった22歳のベアテ・シロタは、さっそく世界中の憲法を収集し、女性の権利条項作成に取りかかった。ケーディス大佐を中心とした運営委員会、それぞれの条項ごとの委員会メンバーも急ピッチで作業を進める。
やがてこのビルの密室で憲法をめぐる白熱した論議が始まった…。


出  演
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葛西和雄

昆野美和子

吉村直

杉本光弘

大木章

大嶋恵子

島本真治

北直樹

船津基

清原達之

岡山豊明

山田秀人

川端悠吾

池田咲子

磯野もえ

高木アヤ乃
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スタッフ

 作=ジェームス三木
 演出=板倉哲

 美術=石井強司
 照明=横田元一郎
 衣裳=坂本真彩
 音楽=近藤浩章
 音響効果=石井隆
 舞台監督=新庄広樹
 演出助手=岡本有紀
 宣伝美術=森近恵子
 製作=福島明夫



2015年
9月11日〜20日 紀伊國屋ホール  → アクセス
9月24日 大田区民プラザ  → アクセス
9月25日 かめありリリオホール  → アクセス

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14:00 - ×

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会場 紀伊國屋ホール 大田 かめあり

※開場時間は各公演の30分前です。
※上演時間は、休憩含め約2時間10分の予定です。


一般=5,150円(消費税8%含む)
U30(30才以下)=3,100円(消費税8%含む)
高校生以下=2,000円(消費税8%含む)

◎全席指定席  ◎団体割引・障害者割引あり
◎車椅子でご来場の方は準備の都合上、必ず劇団までご連絡ください。