先日、出演者ほか数名で「池袋あさやけベーカリー」のパン作りと「TENOHASI(てのはし)」(以下「てのはし」)の夜回りに参加させていただきました。
まず、「あさやけベーカリー」にお邪魔しました。
私はパン作りをしたことが無かったのですが皆さん慣れている様子で、テキパキと働きつつも的確に指示を出し、かつ和やかにお話しをしてくれたので気がつけば自然と輪に加わることができました。
場の雰囲気は皆でただ楽しく「趣味のパン作り」という空気ではなく、仕事に責任を持ちながらもお互いに気を配っていて「上手く回っている職場」のような印象を受けました。
あさやけベーカリーにて(左が筆者)
さて、はじめて作ったパンの感想はというと、発酵を終わらせたパン生地の触り心地に驚き!とっても柔らかくってふわふわもちもち。
ずっと触っていたくなる魅惑の感触です。
焼き上がったパンをいくつか頂いたのですが、自分たちで作ったパンというのは達成感も一入で、またパン作りに挑戦してみたいと思いました。
同日に、「てのはし」の夜回りにもお邪魔しました。
こちらでまず驚いたのはとてもシステマチックに行動が整理されていたことです。
情報の周知徹底と初めての人への説明をきっちりと行っていて、確実に支援するという強い意思を感じました。
また路上生活者の方の中にも握手や明るく話し掛けてくれる人が居たりと、実際にお会いして今までの「世間と隔絶している」イメージを一新させられました。
知らないから、理解出来ないから、一線を引いて遠ざけてしまうのだと実感しました。
頭では理解していたことですが、実際に触れることでより肉迫した感覚を覚えることができました。