2023年下半期 公演班だより


2023/12/25

メーリークリスマス☆
行きたい場所公演班、今旅最後のお仕事です。

はい、荷下ろしです。
劇団の倉庫に一緒に旅をした道具たちをトラックから移動させます。


ほい、カメラ目線頂きました。

では、さりげなく皆んなをパパラッチ。

あんまり、さりげなくなかった。
まあ、いいか。

その後劇団で、今旅を振り返る会議をして、打ち上げで労を労いました。

文体部プレゼンツ、初旅の思い出写真コンテスト。いい写真がいっぱいでした。

皆さん、良いお年を。


おまけ☆

可愛い娘2人を写真に収める舞台監督とその様子を収める衣裳プランナー。なに、このほんわか風景。

岡本有紀

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2023/12/20

10月から始まった旅も今年は一旦終わりです。
12/20、初旅最後は鹿児島県の津曲学園修学館中学・高等学校さん、鹿児島高校さんでの公演でした!県内有数のマンモス校、鹿児島高校は私の母校でもあります。
私は3年前に卒業したのですが知ってる制服を見て、知ってる先生方にお会いするともう一気に懐かしい気持ちになりました。

宝山ホール、高校演劇部の時に県大会で3年間お世話になり市民劇場の会員でもあったのでよく通っていた、私にとって馴染みのある懐かしいホール。高校3年生の時に青年劇場と出会った場所でもあります。そんな場所で役者として初旅の千秋楽で板を踏めるなんて、私は普段あまり本番前に緊張しないのですが前日から緊張して、怖くて怖くて、誰か助けてー!と夜布団の中で叫びそうになっていました。
でもいざ始まってみたら生徒さん達はすごく真剣に見てくれて、それに安心して舞台上で自由に呼吸出来ました。拍手もとっても温かくて、他の劇団員の皆に「良い生徒さん達だね」と言われ何故か私がえへへとなりました。

↑座談会に参加してくれた演劇部の皆さんとバラシ後皆で写真を撮りました。前日から搬入や仕込みもお手伝いしてくれた後輩たち。
皆めちゃくちゃ礼儀正ししくて返事が大きくて、3年前は私もあんな感じだったなあ。

あと、終演後天文館で立派な花束とコーヒーを飲んでいたら鹿高生の子に面白かった!って目キラキラで話しかけて貰って嬉しかったです。

色んな人に見てもらえて色んな人に久々に会えて、本当に夢みたいだった。
多分この日は私が世界で一番幸せでした。
大人になっても演劇続けてよかった!

てかこういう日はもっと写真撮っておけばよかった!笑
なんか自分の話ばっかりになっちゃいました。
初旅終了とはいえ、まだまだ長い旅路の序章ですね。
来年も、もっともっと楽しく真剣に頑張ります。

光莉役・竹森琴美

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2023/12/19

本日は福岡県北九州市にある黒崎ひびしんホールでの公演。久しぶりの九州。前日仕込みから一夜明けて朝公演です。


今回の出会いは福岡県立八幡工業高等学校のみなさん。工業高校ということもあって、ロボットには少し馴染みがあったかもしれません。他の劇場さんの下見の方も観劇していただきました。袖からもお客様の反応を感じました。楽しんでくれたなら幸いです。終演後、搬出も終わって本日は無事終了。

……否、まだ終わっていない!

福岡を後にして新幹線で鹿児島へ移動です。

宝山ホールに到着。明日の公演のために夜仕込み。



今回なんと、明日公演を観劇してくれる鹿児島高等学校の演劇部がお手伝いとして参加してくれました。彼らは光莉役・竹森琴美の母校の後輩にあたります。

荷出しから始まり、パンチカーペット敷き、道具の組み立てまで手伝ってくれました。

シュートが始まると部員たちは客席で見学。舞台監督の青木さんにも積極的に質問していたようです。現場の事を学ぼうとする真摯な姿勢に大変感激しました。来てくれて本当にありがとうございました。

さて、明日の公演で今期ラストステージです。今旅は10月に九州からスタートしました。振り返れば本当にあっという間でした。笑いあり、涙あり。大変な旅でしたが、本当に楽しかった。そして、九州でラストを迎えます。しかも、竹森琴美の母校凱旋。楽しみでなりません。必ず素晴らしい舞台をお届けします。

愛すべき後輩。夕凪役・島村もも子。
今年入団した新人。私にとって初めての後輩。急遽大役を任された彼女。稽古場ではアグレッシブに新しい夕凪を観せてくれました。初めての旅公演でいろいろ大変だったと思いますが、積極的にいろんな仕事に取り組んでくれました。そんな姿に励まされ、見習うことばかりでした。一緒に旅ができて良かった。
ありがとう、もも子。明日もよろしく。

山本直弥

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2023/12/19 座談会報告

本日の八幡工業高等学校さんの座談会には、生徒会の生徒さん5名が集まってくれました!
皆さん機械科だそうで、実習の授業でロボットのプログラミングをすることもあったそう。ロボット役を演じる私としては、親近感っ!
私からの「機械に感情はあると思いますか?」という質問に対して、皆さん「あると思う!」と頷いていました。
「やっぱり大切にしてあげていれば、機械も長くもつから」
優しい…機械目線で、なんだか勝手に嬉しかったです。

他にも役者としての技術的な質問をいただいたり、色々お喋りできて楽しい時間になりました。
来年の4月から、皆さん就職して社会人になるそうです。楽しんで!お元気でいてください!
これから進む道の先先で、ちょっとでも「行きたい場所をどうぞ」が心にいてくれたらいいなあ。

島村もも子

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2023/12/18


今シーズンラストスパート!
九州への移動&仕込み日でした! 
富士山の真上を通過して、福岡へ。

明日は八幡工業高等学校さんでの朝の公演です。
久々の九州にワクワクだ~!

島村もも子

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2023/12/14 座談会報告

駒込高等学校さんの座談会には、野分役の武智香織さんと、夕凪役のわたし島村もも子が参加しました。
集まってくれた生徒さんのほとんどが、演劇部。二週間後に本番を控えているようで、今回の観劇がいい刺激になってくれたそう…!嬉しいです。

そしてなんと…作者の瀬戸山美咲さんも来てくださりました!生徒さん達も、それには大興奮!
脚本に関する感想や質問もたくさん飛び交いました。 

「高校生が親の命令を聞いて生きていること。それと、ロボットが人間の命令を受けて動いていること。その物語の構造としてのハーモニーに感動しました。」
という一人の生徒さんの言葉が、私はものすごく胸に響きました。座談会でいただく感想に私自身「そういうことか…!」となることも多くて、たくさん刺激をいただいています。とてもいい時間を過ごせました。ありがとうございました!!

島村もも子

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2023/12/14

本日お会いしたのは駒込高等学校の皆様。2年前に「きみはいくさに征ったけれど」公演班でお会いしました!その当時自分はスタッフでしたが、こうして舞台上でまた会うことができて、嬉しい限りです。

この日は劇団員の方も何人か観にこられてました。初演の東京公演と比べると大分変わったとの感想を頂きました。確かに2月の頃と比べると、社会情勢も我々の台本に対する解釈も大きく変わったと思われます。それを受け取り手である学生たちが、この作品をどう感じてくれるのか、毎公演とても楽しみにしています。

そして、今回は養成所生のお2人が研修に来ました!この作品を観て、青年劇場のことがもっと好きになったなら、私は何時でもあなた達と共に演劇が出来るのを楽しみにしています。


秋谷翔音

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2023/12/12 座談会報告

和光学園和光中学校さんでの座談会、演出の大谷賢治郎さんと竹森が参加しました。
参加してくれたのは3年生の皆さん。学年全体で劇をするそうです。
和光中学校は大谷さんの母校でもあります、座談会を行った大教室の舞台は、学生時代に大谷さんも立ったことがあるそう。
大谷さんの「演劇って何?」という問いに対して皆さん思い思いの答えを出してくれて、何にも縛られていない自由な答えに2人して感嘆してしまう場面もありました。
「泣きました」、「自分と光莉が重なった、ロボットと重なって考えさせられた」というたくさんの嬉しい感想も、また生徒さんから「演劇をして、最終的にどうなりたいですか?」という鋭い質問もあり、私自身その場で深く考えさせられました。
いい意味で抑圧されていない素敵な生徒さん達、素敵な出会いの時間でした!

竹森琴美

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2023/12/12-2

今日は和光中学校の公演でした。
保護者の方々も多く観劇していただいたので久しぶりに大人の方々の反応と生徒の反応が混ざった楽しい公演になりました。

終演後のカーテンコールでは卒業生の2人、演出の大谷さんと今回はスタッフでついている津曲さんがあいさつしました。

照明担当 松浦みどり

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2023/12/12

オリジナルブルゾンが出来上がりましたー!


そして、舞台監督の青木さんから初舞台のお祝いに島村さんへプレゼント⭐︎



武智香織

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2023/12/11

本日は東京町田市にある和光学園和光中学校さんの体育館にて仕込みの日です。

『行き場所』の演出の大谷賢治郎さんの母校でもあります和光学園。
劇団でも和光卒業の団員が多数おり、そのうちの一人が行き場所班大道具チーフの津曲海七斗くん。

なんだか恥ずかしくなったり放心したりと落ち着かない様子。自分の母校で体育館公演を行うというのは、やはりいつにも増して想いが廻るものなのだと思います。

仕込みは順調に進み、体育館は一気に劇場へ。
舞台写真を撮っている津曲くんも、母校の体育館の変化に写真を撮る体勢にも拘りが感じられます。

明日は生憎の雨模様の予報ですが、明日のサプライズゲストと共に、芝居を届けて行きましょう!!

松田光寿

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2023/12/7 座談会報告

茨城県立下妻第二高等学校さんでの座談会は、竹森が参加しました!
参加してくれたのは演劇部の皆さん!皆さんとても仲が良く、和やかな雰囲気での座談会でした。

「セットが動いてびっくりした!」という生徒さん。演劇部の皆さんは劇中で船を物理的に引っ張って動かした事があるそうで、私も興味津々になりました。
「映像と舞台の演技はどう違うんですか?」という質問もあり、私は舞台でしかお芝居をしたことがないので生徒さんと一緒に考えました。

その他も具体的な質問や、普段から演劇について考えてるんだなあとわかる深い質問も多く私にとっても刺激になりました。
トラックへの積み込みも声をかけるとみんな見たい!と見学してくれました!
皆さんは3月の大会に向けて練習中との事です、みんな頑張ってね!

竹森琴美

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2023/12/6

公演班班長の奥原です。
本日は茨城県つくば市の豊里学園での公演です。本校は中学校と近隣の3つの小学校と合わせて豊里学園なのですが、昨年は中学校で「きみはいくさに征ったけれど」を体育館で観劇していただきました。今回はつくば市立市民ホールくきざきでの公演、小学生4•5年生と中学1年生にあたる7年生が何台ものバスを連ねてやってきました。
当たり前ですけど初旅なので全てはじめましての出会い、楽しみです。日常と違う空間の為でしょうか、開演前はワサワサとした高揚感に溢れています。
そして開演。客席前方は小学生達でプロローグでは見たものをそのまま喋っていました。賑やかで可愛いですね。やがて食い入るように集中し、中には前傾姿勢で前列の背もたれに張り付く姿も!。

私は
•おじいさん(毎日駅に来る)
•辰巳(農園の社長)
•パパル(画家)
と3人の白髪の高齢者役ですが、登場した際の反応が小学生らしく微笑ましく感じました。辰巳は人にもロボットにも恫喝する人物なので怖がらせてしまったかも知れません。ごめんなさい。パパルでは「白髪の人…白髪の人…」とアチラコチラから囁やき声、最後のおじいさんでは「おじいちゃん!おじいちゃん!」と割と大きめに聴こえてきました。同一人物と認識していただきありがとうございます!。
カーテンコールでは盛大な拍手。とても楽しい公演でした。またいつかお会いしましょうね!。

奥原義之

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2023/12/5

本日は茨城県つくば市、つくば市立市民ホールくきざきにて前日仕込み。
明日はつくば市立豊里中学校の生徒さんと、近隣の小学校(上郷小学校・沼崎小学校・今鹿島小学校)の4.5年生がこの客席から舞台を観るのだ。うあー、楽しみ!!

仕込み中のみんなをパパラッチ。

明日の出逢いに胸弾ませながら、今日は早めに寝ることにしましょう☆

おまけ☆
牛久駅にあった酒瓶ツリー。
綺麗だけどさ、なんで酒瓶?

岡本有紀

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2023/12/4 座談会報告

伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校さんの座談会は光莉役の竹森琴美が参加させていただきました。
集まってくれたのは演劇部の生徒さん13人!
群馬県大会では「AI」というタイトルの生徒創作作品を上演したそうで、どんな話なのか私から質問をさせていただき、芝居をした後なのに観劇したい気持ちになりました。

さすが演劇部。役者目線だけでなく、大道具や照明など色んな視点から質問をしてくれました。
また感想では戦争帰りのロボットの「逃げるな」という台詞が凄く刺さったと身振り手振りいっぱい伝えてくれた生徒さんもいて皆真剣に見てくれたんだと嬉しい気持ちになりました。

メモを取るなど皆さん熱量が凄く、途中からその場に立ち会っていた今回製作で着いてくださっている八代さんも参加し、時間いっぱいお話しました!

竹森琴美

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2023/12/4

本日は四ツ葉学園中等教育学校さんの公演でした。
前回の公演から1週間間が休みがあったのでそれぞれにリフレッシュ出来たのではないでしょうか。

今日の会館は搬入条件がとても良くて、いつもより20分早く仕込み終わりました。俳優陣も1週間ぶりということで念入りに場当たりをして本番に臨んでいました。

本番が始まると、舞台上の空気がひとつになっていくのを感じました。生徒さんの反応も良くて良い公演になったと思います。

終演後の生徒さんの言葉や座談会の話で、演劇の面白さや、演出の面白さ、照明の使い方など、ワクワクするような感想をもらえたようです。
明日からも、いい舞台届けて参ります。

山田秀人

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2023/11/24-2

本日公演しました海城中学校の座談会には、25名の生徒さんが集まってくれました。
駅長・鈴役の岡本有紀さんと、夕凪役のわたし島村もも子で参加しました。私自身、座談会に参加するのが初めて…ドキドキしながら向かいましたが、皆さん温かく歓迎してくれました!

「こんな機会なかなか無いと思って、せっかくなので参加しました」と、一人の生徒さん。
学校で演劇をやることもあるらしく、どうやって台詞を覚えているのか、どうすれば緊張しないのか、ロボットの演技のこだわりはあるのかなど、俳優としての技術的な質問がたくさん飛び交いました。
そして、私達の方からも質問。「劇中である一つの言葉で客席がザワザワしたけど、あれは何でだったの?」
生徒さん曰く先生がよく口にする言葉だそうで、なるほど私たちも納得!そういう反応も学校公演ならではで、面白いなあと思いました。
皆さんからの熱い感想も聞けて、心はポカポカ!
演劇をやっててよかったなあと思います。皆さんの今後に幸あれ!
またお会いしましょうー!

島村もも子

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2023/11/24

本日は海城中学校主催の会館公演。
場所は江戸川区にあります「タワーホール船堀」でございます。

私としても海城中学校は二年前に「あの夏の絵」でもお世話になりました。
歴史ある進学校というだけでなく、我々劇団の公演実績も多い学校となっております。

因みに今日は都内での巡演ということもあり、多くの劇団員が観に来るだけでなく、搬入から手伝いに来てくれました。
やはり少人数の公演班としては、人1人増えるだけでも作業効率は大きく変わります。
本当に、本当に助かりました。

男は背中で語れ

行きたい場所をどうぞ

こちらは掃除の時間の一コマ。
搬入手伝いにきてくれた音響部の海老原さんが掃除道具の持ち手を壊してしまったようです…。
なんてことを…。

というのは冗談で、元々この掃除道具の持ち手は外れやすいので、後で治しておきました。
その後は同期の山本くんと仲良く談笑しながら掃除をしてました。
めでたしめでたし。

スタッフ楽屋に戻ると、矢野さんと高山さんの間になにやら不穏な空気が流れてました。


一体何がお二人をここまで深刻な表情にさせたのでしょうか…。

というのは冗談で、僕が「面白い構図で撮りたいです」と無茶振りしただけでした。
めでたしめでたし(?)

なんだか僕がふざけてるだけに見えますが、とにかく多くの劇団員が応援にきてくださり、いつも以上に賑やかな公演班になりました。

津曲海七斗

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2023/11/21-2

群馬県立前橋東高等学校さんでの座談会は演劇部の皆さんや吹奏楽部、放送部の方も含めた11人が参加してくれました!

演劇部の皆さんは1月に関東大会を控えているそう。吹奏楽部の皆さんは定期演奏会で演劇をする予定で、放送部の方もボイスドラマなどを普段録っているそう。
今みんなそれぞれで演劇に触れている生徒さん、「明確なゴールがないものをどうやって作っていくんですか?」という質問や「表現したものが思うように伝わらない時どうしたらいいんですかね」、「大勢の人の前に立つと自分がどう見られてるかということばかり気にしてしまう」と、私自身も一緒に考えるような、貴重な経験になった座談会でした。

座談会後図書部の先生から「相手は高校生だけどプロ同士の会話を聞いているみたいだった!」と嬉しいお言葉も貰え、素晴らしい生徒さん達だと思いました。
みんなそれぞれ本番頑張ってね!また会いましょう!

竹森琴美

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2023/11/21 前橋東高校


今日は朝から体育館を仕込むのだ。

寒さなんてなんのその。

生徒さんが待っている。

どんな出会いになるか楽しみだ。

良い舞台を創るのだ。

この想いを届けたい。

生徒さんは凄い集中力で観てくれた。
出会えて良かった。

  ありがとう。

      ありがとう!

          また会いましょう!!

本番が終わればバラすのだ。

せっせと。せっせと。

次の出会いが待っている。

早くみんなと出会いたい。

だけど、今日は一旦お家に帰ろう。

みんな待っててね。
もうすぐ行くよ。

あおきみきとも

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2023/11/17

11/17(金)は栃木県立茂木高等学校さんの公演でした。

今日は初めて「張り出し」を使っての公演のため、いつもより早く7:30から体育館の仕込み開始!
昨日まで暖かかったのに急に寒くなって…雨も降って…でも搬入する所に屋根があって助かりました。

先生方もストーブを出したりなど、生徒たちのために少しでも良い環境を一緒に作ってくれました!ありがとうございました。

さて、開演すると雨が上がりました!雨の音が心配だったので本当に良かったです。本番前にみんなで祈ったのが届きました(^^)
そして、生徒さんたちは「超!」がつくほど真剣に見入ってくれていました。世界に入り込んでいるからか、心の声が漏れていたのも聞こえました。夕凪が「視力50なんですけど。」に『すご~い!』って、ホントにちっちゃい可愛い声で(笑)

バタバタしていて写真を撮るのを忘れてしまいました。すみません!
劇団から北さんと安田くんの助っ人と、製作として中山さんも来てくれていたのに…
でもみんなで頑張って、素敵な公演になりました。ありがとうございました⭐︎

武智香織

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2023/11/16-2

さぁ!関東コースが始まりました!

11/16(木)は茨城工業高等専門学校の、1年生から3年生と大学2年にあたる5年生の学生さんたちとの出会いでした。
なんて言うんでしょう…年齢層が広いからか、反応がとても大人な感じを受けました。
座談会でも「今までの公演と、今日の公演は何か違いましたか?」と聞かれたのですが、九州の最後が3校の中学生たちだったためか客席の雰囲気が全然違って、面白かったです。

座談会には50名以上の学生さんたちが集まってくれていました!びっくり!!
芝居について、演技について、照明や音響について、私がなぜ演劇を始めたかなどなど、質問が沢山!!!
感想も沢山で、柱の動きに感動したというのを泣きそうに語ってくれた子や、AIを作る・扱う側からの視点の感想も。「辰巳」という役があるから、ロボットやAIとの付き合い方をより考えさせられた、と。ほぉ~~~。

みんな本当に自分ごととしてこの作品を受け止めてくれていました。「また観るにはどうしたらいいですか?」なんて、嬉しい質問も!
みんなの眼がキラキラしてて、とっっっても嬉しかったです⭐︎
また会いましょうねー(^з^)-☆

武智香織

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2023/11/16

関東初日!茨城県ひたちなか市にて、茨城工業高等専門学校さんでの公演でした。
11月に入って寒くなってきましたね、舞台上も乾燥が気になります……。

→本番前、鈴さん役の岡本さんが加湿をしてくれていました!嬉しい!

↓加湿される舞台上でアップをする船津さんです。カメラを向けるとなぜかとても苦しそうにストレッチをしていました。

本番が始まると生徒の皆さんはとても真剣に見てくれていました。真剣に見てくれているのが分かるからとても温かい気持ちでお芝居が出来ました。
劇中、1番前にいた生徒さんが泣いてくれているのを見て、言葉は交わせていませんが作品を通して一緒に生きている感じがしてとても嬉しかったです。
また素敵な出会いができますように!

竹森琴美

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2023/11/9

鹿児島県曽於市にて、財部中学校・大隈中学校・末吉中学校さん 3校の中学校合同鑑賞会でした。
わたしたち「行きたい場所をどうぞ」公演班は、中学生のお客様のみでの公演が、今回がはじめて!
中学生のみんなはどんな反応をくれるんだろう…と、開演前から俳優陣もスタッフ陣もドキドキワクワク。
開演前のアナウンスで「1時間45分、休憩なし」と聞いた生徒さんたちは、エーッ!という反応。いやいや…すごい集中力でした。
幕が開くとあたたかく歓迎してくれて、たくさん笑ってくれて、最後まで真剣に観てくれました。素直な反応が嬉しくて、胸がいっぱい…舞台上でテンションマックスでしたっ

そして、素敵なお花もいただきました。光莉役の竹森琴美さんは、終演後お花をずっと抱いていました。かわいい。わたしの先輩だが歳下である、わたしの相棒光莉ちゃん、本当にかわいい。

帰路につくと、綺麗な空。神様が降りてきてるんじゃないかってくらい。みんなでうっとり。

幸せな時間を、ありがとうございました。

夕凪役 島村もも子

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2023/11/8

本日お世話になった学校は、九州国際大学付属高等学校でした。青年劇場との出会いは2016年以来とのことです。

コロナ禍の真っ只中は、学生たちは芝居を見ても「声を出して笑ってもいいのか」と戸惑っている様子も多々見られました。今、少しとはいえ収まってきたコロナの脅威の中、学生たちの反応はとても大きくなったなと思いました。解放されているなと、芝居中に感じられます。

普段の東京での公演は笑い所にはお客さんは凄くよく反応するのですが、中高生はあらゆる場面に敏感に反応を起こし、彼らの感受性の豊かさを実感します。時にはこの場面はどういう事だったのかを、隣の学生たちとお喋りすることもありますが、むしろそれがいいのだと。お客さんが今起こったことをリアルに、正直に、反応したいように反応している、これこそが生の舞台の真髄なのではないでしょうか。それと同時に、我々の舞台を観た生徒たちの沢山の笑顔を見ることが出来、芸術とは私たちの生活に必要な、心の栄養なのだと実感できました。

秋谷翔音

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2023/11/6

数日の在京を終え、帰って参りました九州!そして本日は長崎県佐世保市のホール、アルカスSASEBOの大ホールにて九州文化学園高等学校さんの公演です。

こちらのホール、キャパ2000人という大きさ!舞台も奥行きが広く、その気になれば後ろにもう一つセットを建てられそうなくらいです。さあ、頑張って仕込みましょう!

仕込みと場当たりを終え、本日の進行チェック。開演前やカーテンコールでの流れ、場当たりをやって客席から見た印象はどんな感じか等を共有して本番に臨みます。

開演5分前。緞帳の裏ではキャスト達が続々とスタンバイ。

船津さん、余念なく身体の確認中。劇中、短時間ですがかなりのアクションを行う為、直前までしっかり準備です。

開演2分前。舞台監督の青木さんからの「始めます」の一礼。さあ、今日もやりましょう!

本番。客電が消えた瞬間から客席は大歓声。そして徐々に作中の世界へのめり込んでいくと集中して静かになっていき、何か起こると声が出るほどのハラハラドキドキ感がこちらにも伝わってきました。そしてカーテンコールは再び割れんばかりの拍手喝采。
こんな感じに本当に生徒さん達が楽しんで、受け止めて観てくれていた事が何より嬉しく良かったです。まだまだこれから出会っていく生徒さん達にもしっかりこの作品を届けて行きたいと改めて思いました。

バラシが終わって北九州への移動中、立ち寄った金立SAで食べた肉ごぼう天うどん。ゴマ、一味多めで味も量も完璧。美味しゅうございました。

ではこのあとも確実に、安全運転で、”行きたい場所へ行きましょう!”

松田光寿

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2023/11/1

本日の担当はスタッフの山本直弥です。
長崎県の波佐見にあるウェイブホールでの公演。
連日の体育館仕込みから久しぶりの会館仕込みでした。
今回の出会いは長崎県立波佐見高等学校の皆さん。波佐見中学校の2年生の皆さんも一緒に観劇。
この日は劇団から同期の小市くんが来班。彼は劇団でのデスクワークや各学校への作品を普及したりしてくれています。そんな頑張る同期と会えて嬉しい。思わず写真も撮りました。こいちゃん、いつもありがとう。

公演は無事終演。本日は帰京するため車を運転して長崎空港へ。途中寄り道した高速道路のパーキングから海に沈んで行く夕陽が見えました。まるで今回の作品のワンシーンかのよう。夕凪たちはこんな景色を見ていたのかな。とても美しかった。

これで約3週間の九州の旅が一旦終わりました。公演班の皆さま、本当にお疲れ様でした。……と言っても来週には再び九州にお邪魔するんですけどね。まだ旅は始まったばかり。より良い舞台を届けられるよう、これからも頑張ります。

山本直弥

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2023/10/31

大南、いぶき、サラリーマン役の船津です。本日は大分県日田市の昭和学園高等学校の体育館での公演です。
私はちょうど10年前「野球部員、舞台に立つ!」の公演で来て以来になります。当時も舞台を転げ回っていましたが、今回も転げ回ってます。
スポーツが盛んな学校で授業中以外はグラウンド整備や筋トレ、ストレッチなどに余念がないような生徒さんでした。挨拶も皆丁寧で気持ち良い!
芝居の方はとても熱心に見てくださり、カーテンコールのお礼の言葉では自分の将来を考えていく上でいいきっかけになったと言ってくれました。
見終わった後、グラウンドにいた生徒さんから「電車の揺れが皆息が合っていて良かったですー。」と細かいところまで見てくれたんだなあと嬉しかったです。

明日の公演後、我々は一時帰京します。またすぐ九州来るんですけどね。明日も頑張りましょう。

余談ですが担当の先生は私と同じ基(モトイ)という名前で、2人で盛り上がっちゃいました。先生曰く「初めて会いました」とおっしゃっておりました。



30年以上前に作製された洗濯機ケース。→
北直樹代表製作。



外を眺める竹森さん。



美味しいです。



↓ウォーミングアップの変な踊り。



山本くん。



船津基

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2023/10/30 座談会報告

沖学園中学・高等学校さんの座談会には高1~3年生まで10名の生徒さんが参加してくれました。「舞台が面白かったから参加しましたー!」「あまりない機会なので」と、参加の理由はそれぞれ。
「普段、どんな訓練をしているの?」「舞台が出来るまでどれくらい時間がかかるの?」などの質問や、「1本の映画を観ているようだった」「柱が建物に見えて、いろんな街を表してると思った」と率直な感想も話してくれました。
「みんなのお気に入りの登場人物を知りたい!」となったので、アンケート!夕凪が人気でした。「あのロボットの動きがすごい」「単純に可愛い!」との事です。
次の授業がある生徒さんもいて、30分くらいの短い時間ではありましたが、盛り上がった座談会でした。名残惜しい、もっとお話ししたかった。
また、会えるのを楽しみにしています!

岡本有紀

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2023/10/29

本日は福岡県沖学園中学・高等学校さんにて前日仕込みです。
体育館は2階、楽屋は3階なので、階段を使って荷物を搬入していきます。えんやこらさ、どっこいしょ。懸命に働いたのでみんなの勇姿を写真に撮り損ないました。ありり。

こちらは生徒さんの出入り口の幕を張っているところ。

体育館を劇場空間にするために、着々と準備。
中学・高等学校の生徒さん、約830名が観劇するのだ。

お弁当を食べて、パワー充電。
場当たりまで頑張るぞい!
明日の公演が楽しみだ♪

岡本有紀

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2023/10/27

本日は鹿児島県にあります「ラサール学園」にて、体育館での公演です。

全国的にも認知されている、県内屈指の進学校です。
学校の敷地面積はとても広く、正門を探して迷ってしまった公演班メンバーが出る程でした。

舞台となるのは正門目の前にある建物三階の講堂です。
因みに一階は食堂、二階は体育館となっています。

写真は三階の窓から向かい側に見える建物なのですが…これは一体なんなのでしょうか?
校内にこの様な外見の建物を見るのが初めてなので気になりました。

舞台の幕が上がると、客席は大盛上がり。
場面によっては拍手喝采が湧き上がることもあり、袖中にいながら興奮してしまいました。

カーテンコールも万雷の拍手。
本当に楽しんでくれたんだな、と嬉しかったです。

決してただ騒がしいというわけではなく、生徒さんはとても集中して観てくれてたのが伝わってくる。
そんな良い舞台だったと感じました。

また是非次の舞台でもお会いしたいと思えた素敵な学校でした。

津曲海七斗

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2023/10/26 ラ・サール学園 仕込み


今日もいい天気だ。

仕込み前にミーティング。



パンチけりけり。

ピーンと張れたかな。


仕込みも終わり、気づけば真っ暗。

明日の出会いが楽しみだ。

あおきみきとも

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2023/10/25

10/25は佐賀清和中学校・高等学校での公演でした。
私は普及者として、本校にも何度も訪れていましたが、役者としては初めて。舞台上から改めて出会えることはとても幸せです(^^)

さぁ!旅公演、初2ステージ!!
4日間空いての朝9:30からの本番は少し不安がありましたが、私たちも生徒さんたちも準備万端に臨むことができて、2ステージとも素敵な時間を共有できたと思います!
本当にみんな見入ってくれていて、自分の行きたい場所を思いながら、芝居に一喜一憂してくれている感じでした。

座談会には演劇部さんたちが参加してくれました。
「台詞の1つ1つが刺さります!」とここでも言ってもらえました。作家の瀬戸山さんにも伝えましたよー!「感想、凄く嬉しいです!」との事です(^^)
もうね、凄い細かいとこまで観てくれていました。電車の中の乗客のやりとりとか(笑)
音響と照明にも感動してくれていました!
感想も沢山ありましたが、大会が近いみたいなので、沢山の質問もありました。みんな勉強熱心!真剣な眼差しに刺激されて、私も熱くなりました。

もー!本当に楽しかった⭐︎またお会いしましょー!!!

武智香織

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2023/10/24

「行きたい場所をどうぞ」班は昨日から佐賀にやってきました!明日公演をする佐賀清和中学校・高等学校さんにて前日体育館仕込み。ホールが続いていたので少し不思議な感じです……

さて、こちらは今旅から夕凪役を務めている島村もも子!仕込みでは2人で一緒に小道具も担当しています。後輩ですが私より歳は2つ上なのでお姉さんのような……でももも子は末っ子らしいので妹のような、不思議で素敵な相棒です。

←静電気が~!と笑いながらブルーシートを片付けるもも子、本人からパチパチ音が鳴っていました。元気で可愛いです。

そしてこちらは同期の山本直弥!めちゃくちゃぶれていますが確かに直弥です。入団して初めての旅公演を経験している私にとって同期の存在は結構大きかったりします、この「行きたい場所をどうぞ」という作品をとても愛してくれていて、稽古場では端の方で演出の大谷さんの次に鼻を赤くしながらたくさん泣いていました。
彼もまた同期とはいえ歳が7つ離れているので兄のような……でも直弥も末っ子らしいので時々弟感を感じたりする不思議で優しい人間です。とても素敵な同期、一緒に頑張ろうね。

さて、明日は見てくれる中高生の皆さんとどんな時間を過ごすことができるのか。
1時間45分という短い時間ですが、中高生の皆さんと素敵な旅が出来ますように。

竹森琴美

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2023/10/21

「行きたい場所をどうぞ」旅公演が始まり、はじめての休日。
わたし島村は青年劇場での初舞台、初旅公演と、この1週間でものすんごい情報量を吸収(九州だけに…なんつって)しながら走ってきました!
ヘトヘトですが、超楽しい!
何より上演する学校によって生徒さんたちの反応が全然違うところ。新鮮で楽しくて、嬉しい気持ちで胸がいっぱいになります。
そして九州はひたすらにごはんが美味しくて、お腹もいっぱい。
たくさん食べて、休み明けの公演もがんばります!みなさんに感動を届けにいくぞーっ!

夕凪役・島村もも子

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2023/10/20 座談会報告

10/20、宮崎県立小林高等学校さんの座談会は野分(のわき)役の武智さんと光莉(ひかり)役の私竹森で参加しました。

集まって下さった9人の生徒さんはたまたまみんな3年生で、演劇を見るのは初めてとのこと。
大南(おおなみ)の最後の叫びと今イスラエルで起きていることが自分の中で重なり、グッと、考えさせられたという感想や、「命令」と自分の関係性を考えたということなど、生徒さん達が自分の言葉で語ってくれて私たちの方が感動してしまいました。
また「自分にとって演劇って何ですか」という鋭い質問もあり、自分たちが創っているものに対してもっと考えていかないとなあと私自身もハッとさせられました。


本当に真面目で素朴な素敵な生徒さん達で観劇の時も一生懸命、座談会も終始和やかな雰囲気で行われました。

竹森琴美

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2023/10/20

2019年、10月。青年劇場に入団して5ヶ月。その時この劇団で初めて触れた旅公演が「きみはいくさに征ったけれど」でした。劇団員の林田さんや矢野さんが体育館で演じ、中高生から割れるような拍手を貰ったのを覚えています。
そして2023年、10月。今私は「行きたい場所をどうぞ」に出演者として学生たちの前に立っています。

本日お会いした宮崎県立小林高等学校の皆さんは、青年劇場とは初めての出会いだったようです。来年にも繋がるいい作品を届けられたと思います!

秋谷翔音

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2023/10/19 座談会報告

1年生から3年生まで10名の生徒さんが参加してくれました。1、2年生は総合学習で演劇を選択した生徒さんとの事。ふむふむ。慶成高校では1年生の時にライオンキングを上演するんですって。ふむふむふむ。それぞれの年でテーマを変えて取り組むとか。面白そう!観てみたい!
「人前で緊張せずに自分を表現するには?」「恥ずかしさを克服するには?」「役になるってどうゆうこと?」など、いろいろな質問をしてくれました。感想を言い合う中で、「人間らしいって何だと思う?」のわたしの質問に対して、「答えがないことが答え…みたいな…」「悩みがあるってことだと思う」「それぞれが違う意見や考えを持っていることかな」とみんな自分の考えを答えてくれました。
写真のポーズは生徒さんからの提案!舞台を観てくれたからこそよね。笑顔が眩しいぜ!

岡本有紀

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2023/10/19

本日19日はウェルとばたで慶成高等学校の生徒さんと出会いました。

照明担当なので本番中は客席の後ろから舞台を見ながら仕事します。
最初の暗転での生徒さんの歓声。
始まると集中しているの姿。
終わった時の拍手するの姿。

後ろからずっと生徒さんの姿を観ていてやっぱりこの仕事をしていてよかったとつくづく思います。
ありがとうございました。
また会いましょう❗️

照明担当
松浦 みどり

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2023/10/18 座談会報告

2日目の10/18、熊本県立玉名工業高等学校さんの終演後の座談会は、演出家の大谷さんと武智で参加しました。
40~50人集まってくれました!びっくり!
「光莉の心情に共感しました」や、始まりと終わりの柱の動きの違いについての感想を言ってくれたり、ロボット役についてや声の出し方など沢山の質問も出ました。
照明や衣裳、セットの事などの質問も多く、大谷さんが居てくれて助かりました(^^)

そうそう、工業高校生ならではの感想もありました。「ロボットの人権や法律など出て来ましたが、これから僕たちが作ったり関わったりしていくので、すごく考えさせられました」と。
最初から最後まで本当に真剣に観てくれていて、座談会も盛り上がって、もう感激です!

集合写真を撮り、移動する前にも記念撮影しました。青嵐が大人気でした!

武智香織

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2023/10/18

『行きたい場所をどうぞ』班、本日から会館公演3連戦です!まずは玉名市民会館にて熊本県立玉名工業高等学校さんの公演。
2年前『あの夏の絵』でお世話になった学校さんで、お芝居に感動してくれた先生が「次回も是非、青年劇場さんにお願いしたい!」と決めてくれたことが今回の公演に繋がる事になりました。(あの夏公演班だより:2021年10月27日,28日参照)

昨日が旅での体育館の初日なら、本日は旅での会館公演の初日。
各会館ごとに条件が違ってくる中、開演まで約4時間ほどで全ての仕込みを完了させなければいけません。よりスピードと正確さ、何よりお互いの協力が求められる現場です。
今までやった事がなかった仕事を知り、勉強になる事ばかりでとても面白いです。

怒濤の早さで仕込みを終え、いよいよ本番へ。緞帳の裏ではキャストたちが円陣を組んでいます。その様子を見ながら私も最終確認を行いつつ「今日も一助を」と自分自身への確認。

幕開きの大歓声からお芝居が始まると一気に集中して一瞬で静寂に…。舞台と客席の一体化が瞬時に行われる様子に鳥肌がたつ位の美しさを感じ、正直最初から少し涙が出そうになりました。

カーテンコール後にキャストと3年生の皆さんとで記念撮影。その写真は劇団のX(旧Twitter)にも載っていますので是非ご覧くださいm(_ _)m


バラシを終え、明日の公演の為にそのまま北九州は八幡まで移動です。途中のSAで見つけた焼き芋の自販機。こんなモノまで自販機で売ってるのかと驚愕!

旅はまだ始まったばかり。確実に安全運転で、”行きたい場所へ行きましょう!”

松田光寿

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2023/10/17 座談会報告

とうとうこの時がやって来た!
観た生徒さん達の声を直接聞くことが出来る、貴重な時間。
しかも、初日。全てが初めて。
演出の大谷さんと岡本が参加しました。

1年生から3年生まて12名の生徒さんが参加してくれました。美大を目指していたり、演劇が教育に取り入れられている事や心理学に興味を持っていたり、ドラマディレクターや役者になりたかったり、みんな参加した理由はそれぞれ。質問が引っ切りなしに飛び出して、一瞬たりともシーンとならない!光莉と夕凪との衣裳の変化や、初めの距離がある時と旅をして距離が縮まった時のテンポ感・間の違い、柱で様々な場所を表している事などなど、兎に角みんなよく観て、感じてる!こちらが終始感動。この舞台を観て何を受け取ったと思う?の質問に「気付かなかった幸せが戻って来た」ですって!素晴らしい感性。
逆に生徒さんから「芸術とはひと言で何だと思いますか?」の質問にこちらはうーむと唸る。わたしは「生きる糧」だと思います。あ、そう言えば中学の美術の先生が「芸術は心のう○こだ!」と言っていたのを思い出しました。
あっと言う間に1時間半ほどが過ぎて、まだ話し足りない!体育館までみんな来てくれて、公演班の出発まで見送ってくれました。

夕凪と光莉はサイン攻めにあってました笑。
素敵な出会いをありがとう!

岡本有紀

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2023/10/17

今旅のスタッフ、山本直弥です。

初演からこの日をずっと楽しみにしていました。
この作品を全国の中高生に観てもらえることを。
それがようやく叶う時が来ました。

本日の公演は熊本県立人吉高等学校。
初旅の初日ということで、スタッフも緊張の開演となりました。生徒たちは舞台で起こることを真剣に観てくれたようです。

終演後の座談会では参加した生徒さんからの質問や感想がひっきりなしだったとか。作品を楽しんでくれてありがとう。バラシ後の道具搬出にも沢山の生徒たちが手伝ってくれました。とにかくみんな良い子だった。協力してくれてありがとう。
良かった。舞台を届けられて、良かった。

愛すべき同期の竹森琴美。
主役の高校生・光莉役を演じます。彼女が演じる光莉はとても素敵なんです。いつも新鮮で何度観ても感動してしまう。これから客席から観られる皆さんが羨ましい。
この作品が初舞台、初主演。そして今回が初旅。出身地の鹿児島での公演も控えています。彼女にとってメモリアルな旅を共にすることができて嬉しいです。
こっちゃん、これから一緒に頑張ろうね。よろしく。

山本直弥

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2023/10/16

東京を離れ、いよいよ九州での初仕事。
熊本県立人吉高等学校の体育館で仕込みと舞台稽古です。


明日の本番に備え、演出の大谷賢治郎さんと音響効果プランナーの坂口野花さんにもはるばる来ていただきました。

皆で初体験な事ばかり、緊張しながらの舞台稽古でした。

前回の舞台稽古は広ーいホールで、こちらはキュッと小さくなった体育館。入念にチェックして明日の本番!いやー楽しみです。

船津基

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2023/10/14

「行きたい場所をどうぞ」初めての旅が始まります。
今日は公演班を先取りして、舞台セット・照明・音響などなど積んだトラックが、ひと足先に出発しました。

劇団の倉庫を出発して、途中富士山を眺めながら、大阪南港を目指しました。(写真は同じく運転手の松田君です。)

途中渋滞や雨に降られながらも無事に港に到着、ここで九州行きのフェリーに乗ります。

記念すべき最初の旅は九州からのスタートです、新しい作品が生徒さん達とどんな出会いになるのか、楽しみです。いい舞台届けていくぞ!!

山田秀人

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2023/10/11

いよいよ動き出します!
「行きたい場所をどうぞ」公演班、班長の奥原です。宜しくお願いいたします。

本日は昨日に引き続きクレア鴻巣大ホールにてテクニカルを中心とした場当たり稽古と、本番同様の舞台稽古(ゲネプロ)でした。
昨日の続きの場面からスタート、音響・照明•演出部と俳優の動きやきっかけ合わせとさらなる調整をします。
劇中の音楽は全てタイムで決まっており、このホールは初演のサザンシアターや劇団稽古場より舞台間口がはるかに広く、舞台に出るタイミングを見計らわなければいけません。所定の位置にたどり着くのがなかなか大変でした。ですが劇場はワクワクします!

そしてゲネプロ。初舞台の島村さん・初旅の竹森さん・配役されての旅は初めての秋谷君の若手3人は少々緊張した様子でしたが、観に来ていた劇団員や関係者からは「とても面白くなった」と好評、客席で泣いている人もいましたよ。とにかく1日も早く多くの生徒さん達に出会いたいです。
私は大人のダークな部分を演じておりますが、場所の移動が有ろうと無かろうと人生は旅であり、たとえいなくなった後でも出会った人達の記憶にある内は続くのだと思います。そして何歳になってもやり直しは出来るのだと。おっと、あとは実際の舞台でご確認を…どうか楽しみに待っていてくださいね。一緒に旅に出かけましょう!!

私達の行きたい場所は…『全国の皆さんの元』です!

おじいさん•辰巳•パパル役 奥原義之

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2023/10/10.11

クレア鴻巣にて舞台稽古です。
10日は仕込み、場当たり。11日は場当たりの続きをしてからの舞台稽古。初旅なので2日間かけて丁寧に。

楽屋の様子をパチリ。
旅公演は上演以外にもいろいろな仕事があります。始まるって感じだね~。
嗚呼、早く早く、全国の中高生に出逢いたい!舞台を観て欲しい!

公演班は15日に九州へ出発しますp(^_^)q

岡本有紀

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2023/10/9

いよいよ始まります!
「行きたい場所をどうぞ」の初旅公演!
本日は劇団の鴻巣倉庫で荷積みです。
生憎の冷たい雨…。あぁ、9月なのに何でこんなに暑いんだ~と言っていたのに、イッキに季節が進んだ感じです。体調管理はしっかりね!

やる気充分。
写真左に立っている島村もも子ちゃんは初鴻巣倉庫。倉庫の雰囲気に「めちゃくちゃ好きです…映画のセットみたい」との感想。おお、気に入ってくれて何より。

さぁ、トラックに積み込むぞ。体育館用の張り出し、舞台大道具・小道具、照明機材や音響機材、衣裳・履き物…などなど。初めての荷積みなので丁寧に、効率よい積み方を皆んなで考えていきます。忘れ物もないようにね!

明日、明後日はクレア鴻巣で場当たりと舞台稽古。
楽しく、元気にいってみよ~♪

岡本有紀