3150万秒と、少し

〜今までになく懸命に生きた一年〜






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 初めて演劇というものを見て、ただただ圧倒されるばかりでした。
 何より、役者さん達の真剣さなどがひしひしと伝わってきて、いわゆる役者魂みたいなものを感じました。
 自分は、劇の内容はもとより、役者さん達の姿をから、自分もこのようにやりがいを感じられる仕事に就きたい、と言うよりも生き方をしたいと思いました。


 生きる意味を改めて考えさせられました。自分という存在が何の為にあるのかな?と。考えても解らない。ただ一つだけ言えるのは、人間は必ず何らかの意味を持って生まれてくる、ということです。 難しい問題ですが…。


 私自身昨日まで、自殺を思い悩み、そして図ろうとした愚か者です。
 でも、その選択をしなかったからこそ、青年劇場の皆さんとお会いして、素晴らしいストーリーを感じることが出来たのだと考えると、不思議な気分です。
 今はとても幸せです。そして、公演終了後も、劇団員の方とたくさんお話が出来たことで、また新しい将来の夢もできました。
 作品の中でも、自分と「まさに!」と共通するところばかりで、また自身が、自分で自分を傷つけてしまう悠子のような性格で、リストカットやたくさんの病み事を犯して来てしまっていたので、なおさら、心にきゅーんと沁みました。
 本当にありがとうございました。
 これからまた、少しずつ生きていけそうです。


 今回この演劇を観て「生きているということ」「生きることの意味」について改めて自分自身、考えさせらました。正直私は最近、進路のこととかで成績がなかなかあがらず将来に対する不安がいっぱいで、それと同時に人間関係のことで悩みを抱えていたので「生きることの意味」に関してよくわからなくなっていました。そのときに今回、青年劇場の演劇を観て希望というか勇気をもらいました。とても感動して、自分自身を真正面から見つめることができたような気がします。
 私はこの演劇をきっかけに将来に向けて一歩一歩、夢にむかって歩いていきたいと思います。


 観ていくうちに、ドンドンその世界の中へ自然と入り込む様な感覚でした。
 今の、私達にとって、とても心に響く作品でした。
 高校生の抱える不安定な気持ちは、中学生のものとは少し違うようにも感じました。
 中学を経て高校へ入った時、私はどんな気持ちだろう?と少し考えました。
 自分の、本当にやりたいことが、少し見えてきました。
 この公演を観て、今、自分がやりたいこと、やらなきゃならないことを、少しじっくりと考えてみたいと思います。
 たくさんのことを伝え、たくさんの感動をあがりとうございました。